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ページ名金沢市児童家庭相談室、石川県金沢市、（子どもの貧困のニュース、ひとり親家庭、市町村のニュース）
子どもの貧困対策を強化 ＝金沢市
金沢市は、子どもの貧困対策を強化する。
福祉総務課に児童家庭相談室を新設し、一人親家庭の保護者らが経済負担や教育などに関する相談ができる窓口を設置。
庁内で連携して支援する体制を整えたほか、予防接種の負担軽減策も実施する。
窓口では、経済状況や子育て、教育、就職に関する相談への対応や、手当の紹介などを行う。
全庁的に一人親家庭などを支援するため、税務課や市民税課、企業局料金センターなどで相談窓口のチラシを配布。
日常業務の中で、支払いに困っている人を見つけたら相談室を紹介する。
負担軽減策としては、児童扶養手当の現況届の提出時期に弁護士が無料で法律相談に応じる窓口を設けるほか、
▽就学援助の支給時期を従来の８月から入学前の３月に前倒しする
▽１～６歳児のインフルエンザ予防接種１回分を助成する
▽一人親家庭の中学生に対する大学生の集団指導を実施
▽保育料算定で、未婚の一人親世帯に対して市民税の寡婦控除をみなし適用して支払額を下げる―
などの施策を行う。
〔◆平成29（2017）年5月22日 時事通信 官庁速報〕
