生活保護制度を良くする会
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所在地 | 北海道 |
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ページ名生活保護制度を良くする会、北海道、(生活困窮者のニュース)
「1日2食」「香典出せぬ」 生活保護切り下げ反対 並んで署名 札幌で宣伝
生活保護切り下げをやめてと、北海道の「生活保護制度を良くする会」は17日、札幌市の大通公園で生活保護基準引き下げの撤回を求める署名・宣伝をしました。
「国民の生存権を守れ」の黄色ののぼり、「人間らしいくらしを取り戻そう」と書いた横断幕を掲げ、道行く人に呼びかけると、女性たちが署名用紙を置いた長机の前に並んで署名に応じるなど、共感が広がりました。
署名した女性(72)は「私にも関係があると思いました。最低基準がどんどん下げられると、年金生活に影響が出るのが心配」と言います。
2歳の女児を連れた女性(32)は「友人が生活保護を受けていますが、とても大変そうです。自分の老後のことを考えると不安です」と話しました。
原告の女性(44)は「物価が上がっているのに、生活保護が1カ月4000円以上減らされました。1日2食にしていますが、今後は1食になるかもしれません」と切々と訴えました。
原告の男性(59)も「香典が出せず、葬式にも行けません。これが憲法が保障する『健康で文化的な最低限度の生活』なのか」と憤ります。
原告団長(78)は「人間らしく生きようと願っている人たちと一緒に頑張りたい」と表明しました。45分で101人が署名しました。
〔◆平成29(2017)年5月18日 しんぶん赤旗 日刊〕