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あづまプラッツ

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ページ名:あづまプラッツ、和歌山県新宮市、パンくず(居場所の周辺ニュース)
ひきこもりの若者、自立を支援 和歌山新宮に「あづまプラッツ」開設
職場や学校での人間関係などに悩み、ひきこもりになった若者たちの自立を促す「ひきこもり者社会参加支援センター・あづまプラッツ」が新宮市木ノ川に開設された。ひきこもりなどを対象にした支援施設は県内では4カ所目だが、行政主導で開設した施設は今回が初めてという。 同センターは、東牟婁郡の6市町村(新宮市、串本町、古座川町、太地町、那智勝浦町、北山村)と県の補助を受けて開設。田辺市で支援施設を運営するNPO法人「ハートツリー」に運営を委託し、8月にオープンした。 センター名の「あづま」は東牟婁郡から、「プラッツ」はドイツ語で「広場」を意味し、人が集まる場所に飛び出し、自立を目指そうとの思いから名付けられた。 現在、新宮市や串本町に住む10代後半から20代後半までの約20人が同センターを利用。自宅以外の日中の居場所を提供し、同じ悩みを抱える者同士の交流を図るほか、月数回、農作業やボランティア活動、調理実習などを行い、社会参加を促す。また、来年度には希望者を対象に、通信制高校の授業を受けられるようにする予定という。 県障害福祉課によると、今年4月1日現在で、県内には約2200世帯、東牟婁郡内では約180世帯にひきこもりになっている人がいると推測されている。しかし、同地域にはこれまで支援施設がなく、各市町村を相談窓口として対応してきたが、自立につながる継続的な支援ができていなかったという。そこで県が昨年、東牟婁郡の6市町村に開設を呼びかけた。 同センターの戸田真矢主任(29)は「センターで人とのかかわりを学び、少しずつでも社会に出ていけるようになってくれれば」としている。 火~金曜の午前11時~午後4時に開所。相談の場合は要予約。相談や問い合わせは同センター(電)0735・31・7730。 〔2016.9.28 07:07更新 産経ニュース〕 

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