抱樸
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抱樸(ほうぼく)
所在地 | 福岡県北九州市 |
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路上死者追悼:「命はかけがえない」 NPO抱樸、小倉北・勝山公園で /福岡
北九州市などで路上生活者や生活困窮者を支援するNPO法人・抱樸(ほうぼく)(奥田知志理事長)が12日、小倉北区の勝山公園で「追悼集会・夏まつり」を開いた。
市内の路上生活者やボランティアなど約300人が参加した。
路上などで亡くなって引き取り手がない人を悼むため、1996年から年2回の追悼集会を開いている。
これまでに100人以上を弔い、今回は7月に66歳で亡くなった渡辺幸治さんも加わった。
奥田理事長はあいさつで、先月、神奈川県相模原市の障害者施設で起きた殺傷事件に触れ「命はかけがえがないということを世に訴えよう」と述べた。
身寄りがなかった渡辺さんは体調を崩して歯科技工士の仕事ができなくなり、病院にも行けないほど困窮。
5月にホームレス自立支援センター北九州に相談した時には末期の胃がんだった。
担当した荒尾真央さん(30)は「誰もが自分の責任だけで困窮するのではないことを多くの人に知ってほしい」と話した。
〔2016年8月30日・貧困ネット、◆平成28(2016)年8月13日 毎日新聞 北九州版〕