カテゴリ:教育委員会・高知県
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教育委員会・高知県
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◆スクールソーシャルワーカー、未就学児の支援も =高知県教委
高知県教育委員会は、スクールソーシャルワーカー(SSW)による未就学児への支援を2016年度から導入する方向で検討している。
SSWの専門性を生かし、小学校入学前からの継続的支援を目指す。
県教委は08年度にSSWを導入した。
現在は57人が小中高校と特別支援学校で、不登校や子育て相談への対応、家庭環境の改善などに取り組んでいる。
現在も、支援している小学生以上の子どもの家庭をサポートする一環で就学前の弟妹に関わることは可能だが、16年度から未就学児やその保護者・家庭を直接支援できるよう調整している。
保育所では担任を持たない保育士が家庭や子育ての課題に対応するケースはあるが、加配保育士がおらず実現していないところもある。
県教委は、福祉や教育の専門知識や経験を持つSSWが、効果的に子ども・保護者への支援や保育士へのアドバイスを行えるとみている。
主な支援対象として、小学校入学を控えた子や5歳児らを想定。
就学前から子どもの状況を把握できれば、入学後も継続的なサポートが期待できる。
小学校入学後に集団になじめないといった「小1プロブレム」に対しても、就学前から対応できるとみている。
〔2016年2月10日・貧困ネット、平成28(2016)年2月2日 時事通信 官庁速報〕