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◆児童虐待相談 1000件超す 3年連続 最多更新=岐阜
昨年度、県内5か所の県子ども相談センター(児童相談所)に寄せられた児童虐待の相談件数が、前年度比2・2%増の1018件に上り、1990年度の統計開始以来初めて1000件を超えたことが、県のまとめで分かった。
過去最多の更新は、3年連続。県子ども家庭課は、「児童虐待に対する県民の意識の向上で、初期段階での通報が増えたことや、全国共通ダイヤル(189)の運用開始が件数増加につながった」と分析している。
虐待の内訳は、暴言を浴びせるなどの「心理的虐待」が最も多く、369件と全体の36・2%を占めた。
次いで、「身体的虐待」が349件、食事を与えないなどの「ネグレクト(育児放棄)」が281件だった。
虐待を受けた年齢構成別では、小学生が380件で最多。
次いで、「3歳~学齢前児童」が222件、「0~3歳未満」が177件と続いた。
県は、虐待が疑われる際の速やかな相談を呼びかけている。
相談は、全国共通ダイヤル「189」で受け付けている。
〔2016年6月7日・貧困ネット、平成28(2016)年6月1日 読売新聞 中部朝刊〕
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