歌手・シンガー
歌をうたうのを仕事にする人です。
演歌系、ニューミュージック系、ポップス、ミュージカル、クラシック、童謡、ジャズなどいろいろに分れます。ポップス系を中心に“アイドル歌手”という分け方もあります。
“楽器”は自分自身の肉声です。そのための基本的条件が必要です。ほかにポップス系では振りつけが大事であり、雰囲気が重視され、歌は重視されない（!?）というものもあります。これは歌手（シンガー）というよりはタレントです。
シンガーソングライターは作詞家・作曲家にして歌手というもので、フォーク系やニューミュージック系、ロック系の人にいます。
クラシック歌手（声楽家）になるには、音楽系大学（声楽科）で学び、コンテストに出場して入賞する（ステージ歌手の道）、合唱団員になる、など選択があります。しかし、多くは音楽大学を出てからピアノ教室などを開きながら出番をうかがうことになります。
ミュージカル歌手になるには劇団に入るのが手っ取り早いのですが、入団の時点である程度の実力が必要です。大きな出番は簡単に回ってこないと考えておいたほうがよいでしょう。
ロック歌手やポップ歌手はオーディションを受け入賞し、その後デビューするとかプロダクションと契約するなどの形になります。かなり激しい競争をきりぬけなければなりません。歌（ボーカル）のほかに、たとえばピアノやギターなどなにか１つ楽器ができるとなおいいでしょう。
スター歌手になると、映画、テレビ、舞台、ＣＭなどいろいろな分野の仕事が入ります。しかし、多くはそのまえに音楽事務所やプロダクションの下積みの修行が続きます。その間にも、歌の練習をし、表現力を養うためにダンスを習い、発声の練習を続けます。
民謡歌手の多くは、全国各地や民謡教室を開く、民謡の先生です。
