Job:報道写真家
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報道写真家
〔2003年原本〕
テレビなどの動画(ムービー)を撮る技術者と新聞・書籍用の静止画を撮る技術者の2通りの人がいます。
動画のほうは、テレビの(⇒)技術スタッフ(カメラ)です。
新聞などの報道写真家は、またジャーナリスト(フォトジャーナリスト)でもあります。
新聞記者に同行することが多いのですが、事故現場では状況のわかるスポットをさがし、目撃者や当事者に取材します。
新聞記者は文章でそれを表わし、写真家はそれを映像で表わすのです。
人間の真実の動き、姿が表われる最高の一瞬を撮る仕事といえます。
被写体にはむしろ悲しいものが多くなると考えていいでしょう。
報道写真家の多くは、テレビ局、新聞社、通信社に所属しています。
実力をつけた後、フリーとして独立する人もいます。
写真家が新聞社と協力したり契約したりして、世界各地に出かけ、事件や人間や自然の姿を取り上げ、
問題を提起している例は少なくありません。
体力が必要です。30kgくらいの器材を持ち運ぶのです。
車も使いますので、車の免許は欠かせません。
しかし取材の現場では持ち歩くしかありません。
海外の山岳地域のゲリラ部隊に同行し取材した女性報道写真家もいます。
独立の写真家になるには資格はいりません。
しかし、撮影から現像までこなせなくてはなりません。
写真・デザイン系の大学、専門学校の卒業者が多いようです。
有名カメラマンのアシスタントになる、雑誌社・新聞社の写真部に入る、自作の写真を出版社に持ち込み、
本を発行するなどの方法があります。
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