不眠症
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不眠症
ナチュラルクリニック代々木 (東京都渋谷区)
「夜長になったがなんだか眠れない」 内科 田部宗玄
暑かった夏も終わりをつげ、ようやく涼しくなってきました。
過ごしやすくなってきた季節だからこそ、いろいろやっておきたいこともあるでしょう。
そのためには休養が欠かせません。睡眠もその一つですが、せっかく涼しくなってきたのに、なんだかよく眠れない、季節の変わり目だからかな、などといったことはないでしょうか。
不眠症とは、
・寝つきの悪い「入眠障害」
・眠りが浅く途中で何度も目が覚める「中途覚醒」
・早朝に目が覚めてしまう「早朝覚醒」
・ある程度眠ってもぐっすり眠れたという満足感(休養感)が得られない「熟眠障害」
などの睡眠障害が1か月以上続き、日中に倦怠感、意欲低下、集中力低下、食欲低下などの不調が出てくる病気です。
ある程度の年齢になると健康な人でも、中途覚醒、早朝覚醒は出てくるようですが、睡眠時間は3時間でも足りている人もいれば、10時間でもまだ足りないといった個人差があるとはいえ、
あまりにも短時間であったり、睡眠の質がそれほどでないときは、それが続くと、睡眠の負債になります。
不眠の原因としては、
・ストレス
・体や心の病気
・薬や刺激物
・生活リズムの乱れ
・環境
などが挙げられまます。
睡眠負債がたまってくると、ホルモンの分泌が乱れ、生活習慣病の悪化につながります。
気になった方は外来を受診されることをお勧めします。
問合せ:【電話】0242-73-2110
〔磐梯弘報 2022年10月号〕