発達障害
サイト内の発達障害の相談・対応施設
山形大学教職研究総合センター・心理教育相談室 (山形県山形市)
チャイルドケア・カウンセリング こども塾 (山形県上山市)
心理発達サポート水戸 (茨城県水戸市)
さくらカウンセリング室(訪問) (茨城県笠間市)
小山市青少年相談室 (栃木県小山市)
日光市教育相談室 (栃木県日光市)
みどりクリニック (群馬県高崎市)
コスモス心理相談室 (千葉県松戸市)
Whereabouts (東京都板橋区)
フリースクール英明塾・NPO JENOC (東京都江戸川区)
NPO法人 不登校情報センター・相談室 (東京都江戸川区)
日本催眠心理研究所 (東京都渋谷区)
心の談話室「太陽」 (東京都杉並区)
NPO法人 日本子どもソーシャルワーク協会 (東京都世田谷区)
CCPコミュニティ心理臨床研究所 (東京都中野区)
東京大学心理教育相談室 (東京都文京区)
青山心理発達相談室 (東京都港区)
奥多摩町教育相談室 (東京都奥多摩町)
NPO法人 ライブリー (東京都立川市)
神奈川大学心理相談センター (神奈川県横浜市神奈川区)
カウンセリングルームセンター南 (神奈川県横浜市都筑区)
アララギ学院(メンタル相談) (神奈川県横浜市中区)
こころのフリースペース・ポレポレちがさき (神奈川県茅ヶ崎市)
希望の光 心の相談室(カウンセリングセンター) (神奈川県藤沢市)
ぴゅあカウンセリングルーム (福井県鯖江市)
都留市教育研修センター 教育相談室 (山梨県都留市)
いのちの森の学校 (長野県長野市)
ながら心理相談室 (岐阜県岐阜市)
レーベンインスティテュート (岐阜県関市)
心理・教育・アートの基礎屋(メンタル) (静岡県浜松市中区)
マザリーカウンセリング (静岡県浜松市浜北区)
檀渓心理相談室 (愛知県名古屋市昭和区)
長岡治療院 (愛知県名古屋市天白区)
木村登校拒否相談室 (愛知県名古屋市中区)
音と香りとハーブのお店 健康堂施術所 (愛知県安城市)
子どものためのあいちAAC研究所 (愛知県春日井市)
グッドハート (滋賀県草津市)
メープル・クリニック (滋賀県草津市)
CBTセンター (滋賀県彦根市)
大阪あべのカウンセリングルーム (大阪府大阪市阿倍野区)
谷町こどもセンター (大阪府大阪市中央区)
みどりトータルヘルス研究所カウンセリングルーム (大阪府大阪市中央区)
森ノ宮子ども相談室 (大阪府大阪市中央区)
コミュニティ総合カウンセリング協会 (大阪府大阪市淀川区)
医療法人 愛香会 奥山医院 (大阪府門真市)
関西大学 心理臨床カウンセリングルーム (大阪府吹田市)
姫路市立教育相談センター (兵庫県姫路市)
ライフデザインカウンセリングルーム (奈良県奈良市)
医療法人 石谷小児科医院 (鳥取県鳥取市)
杉原心理相談室 (広島県広島市中区)
広島国際大学心理臨床センター (広島県広島市中区)
広島萌星館 (広島県広島市中区)
みなみストレス内科クリニック・みなみストレスカウンセリング (広島県広島市南区)
自由館 (広島県福山市)
特定非営利活動法人山口発達臨床支援センター (山口県防府市)
徳島文理大学 臨床心理相談室 (徳島県徳島市)
みとも社会福祉士事務所 (香川県高松市)
高知心理療法研究所 (高知県高知市)
発達障害のニュース
「うちの子、発達障害かも…」と悩んだときの相談先と準備すべきもの
近年、発達障害に関する認知が高まり、「うちの子もそうかも」と、我が子の成長過程に関心を持つ親も増えている。
しかし、障害の兆候に気づいていながら、その後の就学先やケアサービスへの不安から二の足を踏んでいる家庭も多いようだ。
発達障害児が受けられるサービス
そこで、今回は「我が子は発達障害かもしれない」と悩んだときの相談窓口、実際に発達障害と診断された場合の就学先やケアサービスについて紹介する。
発達障害の専門医である宮尾益知氏(どんぐり発達クリニック・院長)も、「子どもの発達障害は早めの対策が症状の改善につながりやすい」と述べている。
少しでも気になるようなら、早めの行動を心掛けたい。
シングルマザーでありながら発達障害・知的障害の息子「ぽんちゃん」を幸せにするために奮闘する吉田可奈さんの場合も、早めの発見と行動が功を奏したケースの一つだ。
3月6日に発売されたエッセイ『うちの子、へん?発達障害・知的障害の子と生きる』ではその際の葛藤とポジティブシンキングに至るまでの経緯が克明かつリアルに描かれており、参考になるだろう。
主なルートは「自治体の相談窓口」と「医療機関」の2種類
相談窓口には主に2つのルートがある。ひとつは自治体の相談窓口。
必要に応じて適切な相談窓口や専門医を紹介してくれるほか、アドバイスや発達判定を行う機関もある。
もうひとつは検査や診察、確定診断を行う医療機関だ。
●自治体の相談窓口
<児童相談所>
子どもについてのさまざまな相談を受け付ける機関で、障害に関する相談だけでなく、しつけや性格などについての育成相談にも応じる。
なかには発達障害の専門電話相談を設置している自治体も。
<発達障害者支援センター>
各都道府県に設置されている、発達障害児(者)への支援を総合的に行う専門的機関。保険、医療、福祉、教育、労働などの関係機関と連携し、発達障害児(者)とその家族からのさまざまな相談に応じ、指導や助言を行う。
<保健所・保健センター>
地域住民の健康の保持と促進を行う機関である保健所や、保健所の機能をより身近にした機関である保健センターでも、発達に関する相談を受け付けている。
乳幼児はもちろん、学童期の子どもの相談も可能。
<教育相談所・教育センター>
各自治体に設置されている、教育に関する相談窓口。学習に関すること、不登校、いじめ、心理的な問題などとともに、発達障害の相談にも応じる。
多くの機関で電話相談と来所相談の両方を行う。
●医療機関
<かかりつけの小児科>
子どもの成長の過程をよく知っているかかりつけ医は、相談しやすく頼れる存在だ。
不安なことがあれば定期健診などを待たずに相談し、適切な相談窓口や専門医を紹介してもらうと良い。
<専門医>
発達障害は小児神経科や児童神経科が専門。日本小児神経学会のホームページで小児神経専門医と発達障害診察医師の名簿を公開しているので、近くの施設を探せる。
発達障害外来などが置かれている総合病院もある。
事前の準備と心構えも忘れずに
病院や相談所などでは、まず最初に保護者から子どもの発育歴や家庭での様子、園や学校での様子、不安に感じていることなどを聞かれる。大事なことを伝え忘れないよう、事前にメモを用意したい。
健康保険証や母子健康手帳、健診などの検査結果のほか、専門医を受診する際はかかりつけ医に書いてもらった紹介状があるとスムーズ。
子どもの普段の様子が記された園や学校との連絡ノート、育児ノートも役に立つ。
診断基準があるとはいえ、発達障害は特性の現れ方がそれぞれなので、すぐには確定診断が出ない場合も。
数ヶ月通い、やっと診断がつくことも珍しくない。
「様子見」となったら、家庭で注意して様子を見る点や、再受診のタイミングを確認しておきたい。
発達障害の子の就学先は多様
一般的な就学先相談の流れとしては以下のようになる。
まず、入学の前年になったら市区町村の窓口で就学相談の申し込みをし、説明会に出たり相談員との面談を受けたりする。
その後、相談員の作成した資料をもとに就学支援委員会が就学先を検討し、その結果を踏まえて委員会と話し合いをし、最終的な就学通知が届く。
障害のない子と一緒に授業を受けることもできる軽度の障害から、専門的なケアが必要な重度の障害まで、障害の種類や程度は様々。
どの子もみんな楽しく学校に通えるよう、多様な学びの場が用意されている。
●主な就学先
<通常学級と通級指導教室>
「通級指導教室」=通称「通級」とは、通常学級に在籍しながら、支援学級やほかの施設などに通って障害に応じた特別の授業を受ける制度。
普段は地域の学校の通常学級で障害のない子どもたちと一緒に授業を受けながら、週に1~8時間、通級に通う。
<特別支援学級>
地域の学校の中に設置された、障害のある子どもたちを集めた学級。
障害の種類ごとに分けられた1クラス8人を上限とした少人数の教室で、専門の支援スタッフや教諭が保育を含めた教育を行う。
共同学習を行うなど、通常学級の子どもとの交流もある。
<特別支援学校>
障害のある子どもたちを対象とした学校で、それぞれの障害の状態に合わせた授業が行われる。
少人数の教室で専門性の高い教職員が授業を行うので、重度の障害でも通うことが可能。
研修を受けた教員が、常駐の看護師と連携し特定の医療ケアも行ってくれる。
専門的な治療・教育は療育センターで受けられる
発達障害のケア施設の主流となっているのが療育センターだ。
ここでは障害のある子どもに対し、それぞれに合った専門的な治療・教育が行われる。
施設ごとに治療・教育の方向性やスタイルが異なるので、子どもに合う場所を選びたい。
●受けられる主なサービス
<診察>
小児科、児童精神科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科などの外来診察を受けることができる。
発達障害のある子どもは音や明るさ、皮膚への刺激に過敏なこともあるが、一般の病院と違ってそれらに対応できる態勢も整っている。
診察後には、個別または集団での療育も行われる。
<療育>
個別療育では、発語やコミュニケーションの練習をする言語聴覚療法、作業を通して手指や腕などの動きを訓練する作業療法、起き上がる、座る、歩くなどの基本的な動作の発達を促す理学療法などが行われる。
集団の場合は、集団ならではの刺激や喜びを通して発達を促すプログラムが用意され、親子遊びなども行われる。
<相談>
療育センターの相談窓口では、ソーシャルワーカーに個別でさまざまな相談をすることができる。
子どもに必要な医療や訓練といった療育相談をはじめ、日常における子どもとの関わり方や障害の捉え方、経済的な問題、家族の問題など幅広い相談に応じてくれるので、障害児の保護者の心強い味方となる。
障害児へのサービスは、施設に通って支援を受ける「通所系」、障害児が通う保育所や学校などを訪問して集団生活への適応を支援する「訪問系」、施設に入って支援を受ける「入所系」の3つに大きく分けられる。
利用できるものを市区町村の福祉相談窓口に相談したい。
〔2020年3/12(木) 週刊SPA!<取材・文/日刊SPA!取材班>〕
「発達障害」と言い難い子どもが量産される背景
医療現場では発達障害の誤診・過剰診断が起きているといいます
私は半世紀にわたり発達障害を研究し、たくさんの子どもたちを診察してきました。
25年前に出版社からの依頼で初めて「発達障害」をテーマに執筆したとき、専門書以外に類書はほとんどありませんでした。
近年、テレビや新聞などを通じて、今までにないほど、一般の方にも発達障害への認知・理解が広がっていることを実感しています。
一方、発達障害への認知・理解が広がるほど、正しいものと、必ずしもそうではないものが混在し、頭を抱えたくなるようなこともあります。
拙著『子どもの発達障害 誤診の危機』では、発達障害にまつわる誤解、あまり知られていない真実についてお伝えしています。
なかでも最も伝えたいことは、医療現場で起きている発達障害の誤診・過剰診断についてです。
発達障害が広く知られるほど、受診者が増え、これまで取り残されていた当事者が診察を受ける機会を得たのはよいことですが、現場では、発達障害とは言い切れない子どもへの過剰な診断が多く見られます。
この半年の間に私が経験した自閉症スペクトラム障害の誤診・過剰診断の例を紹介します。
個人情報保護のために、年齢や症状を少しだけ変えてありますが、重要なポイントはそのままです。
地元の発達障害専門のクリニックで「重度自閉症」と診断された8歳男児のケースです。
受診の理由はセカンドオピニオンを聞きたいとのことでした。当の8歳の男児は、ちょっとふてくされた表情で母親を見ていました。
母親の話を聞く前に、本人にいくつか質問をしました。
保護者の受診理由や、それまでに受診した医師の診断書や心理テストの結果によって先入観を持たないようにする、私の診療スタイルです。
私「学校は楽しい?」 男児「うん、楽しい」
私「先生に叱られることない?」 男児「あまり叱られることない」
私「お勉強の成績はどうなの?」 男児「勉強は普通」
私「好きな科目は?」 男児「全部好き。95点取ったこともある」
私「友人はいるの?」 男児「いる。5人以上」
私「好きな遊びはなに?」 男児「鬼ごっこ」
私「じゃあ、走るの速いんだ」 母親「800メートル走が速いんです」
■この男児は「重度自閉症」なのか
ここで、私は母親に受診の理由を聞きました。母親は、診断書を取り出し私に渡しました。そこには「重度自閉症」と書かれていました。
私は当惑しながら、「どうして(診断書を作成したクリニックを)受診したのですか?」と聞きました。
しりとり遊びをしていた友達をばかにした結果、その子が不登校になったこと、登校班で一緒に通う子どもとけんかになり、その子を押し倒してしまったことなどが重なったため、学校から発達障害かもしれないので受診するように言われた、とのことでした。
私が当惑した理由は、そもそも成績が普通で、友達と鬼ごっこやしりとり遊びができ、私の質問に的確な答えを返してくるこの男児に「重度自閉症」という診断書を出す医師、それも発達障害専門をうたっている医師がいる、ということです。
その医師がどのようなアセスメント(診療、査定)や心理テストをしたか、ということは、この男児の場合には関係ありません。
小学校の通常の学級に通い、普通の成績をおさめ、さらに褒められることではないにせよ、口げんかで友人をやり込めることのできる子どもに、重度自閉症という診断をすることの医学的な矛盾に気がついていない医師がいる、ということに私はびっくりしてしまいました。もちろん、医師は誤診をすることがあります。
いわゆるグレーゾーンに入る自閉症などの診断は専門医にも難しく、結果として誤診することはありうるでしょう。
しかし、この男児を重度自閉症とすることは、血糖値が高くないのに糖尿病の診断をするのに匹敵する誤診だと思います。
発達障害の専門医であるならば、重度自閉症といえば、まず言葉によるコミュニケーションがほとんどできない状態の子どもを想起するのが普通なのです。
その後、母親に男児が保育園に通っていたころの行動の特徴について思い出してもらいました。
保育園では落ち着きがなく、日常生活のルーチンができない子どもだったそうです。
重度自閉症というよりはむしろ、注意欠陥多動性障害を思わせる特徴であったために、母親と現在担任の教師に、注意欠陥多動性障害のスクリーニングで使用されるチェックリストをつけてもらいました。その結果、とくに学校での行動で注意欠陥多動性障害を疑わせる結果でした。
普通学級に通う、成績が中ぐらいの小学生が、友達に乱暴をしたことで発達障害を疑われ、地元の発達障害の専門医から「重度自閉症」という診断をつけられて、セカンドオピニオンを求めて私の外来を受診したという事実に、発達障害の診療の医学的水準に危機が迫っていることを実感しました。
現在の日本の教育体制の中で、重度の自閉症の子どもが通常学級に通い、普通の成績を取るということはまずありえないのです。
そのことに気がつかない医師がいることは極めて憂うべき事態です。
■女性の注意欠陥多動性障害は見逃されてきた
また、近年新しく知られるようになったこともあります。
これまで主に子どもの障害であると考えられていた注意欠陥多動性障害が、大人にも見られることがわかったのです。
また、圧倒的に男児に多いと見なされていたことも誤りであったことが明らかになりました。
男児に多いと思われてきた第一の理由は、そもそも注意欠陥多動性障害の症状に大きな男女差があり、女性の注意欠陥多動性障害は見逃されてきたことがわかったのです。
気づかれず、診断されず、そして当然のことながら治療されずに生きてきた成人女性で、対人関係の構築や、日常生活の困難により、うつや不安障害などの二次障害に悩む人が大勢いるのです。
発達障害とは直接関係のない、ある特殊な才能が、発達障害と誤診されていたケースがあることも近年明らかになりました。
発達障害、とくに自閉症スペクトラム障害との関連で語られる特殊な才能には、サバン症候群があります。
一度聴いただけで曲の演奏ができるとか、過去未来のある年月日が何曜日であったか一瞬で答えることができるといった一種の特別な能力を持っている人のことです。
しかし、映画などの題材となり、よく知られるサバン症候群のことではなく、実は、一般的にはギフティドと言われる、とくに知能指数(IQ)が非常に高い子ども(や大人)が、往々にして自閉症スペクトラム障害や注意欠陥多動性障害といった発達障害と誤診されることが多いということがわかってきたのです。
アメリカではギフティド児(者)に関する社会的認知が進んでいますが、そのアメリカにおいてさえ、発達障害と誤診されることが多かったのです。
私の外来にも、ギフティド児で発達障害と誤診されたと思われるお子さんが近年、増えてきています。
■日本の発達障害への理解と対応に警鐘を鳴らす
こうした予期せぬ事態は私の診療に大きなインパクトを与えています。
医学的判断に基づいて、単純に診断し治療するだけでは、子ども本人とご家族の要望に沿うことができなくなってきているのです。
これまでは、発達障害とその医学的な意味について、講演や取材を通して伝えてきたつもりでした。
しかし、それとともに、発達障害に関わる医療や心理、教育職の専門家に対しても、日本の発達障害への理解と対応について「なにか変だよ」と警鐘を鳴らさなくてはならない状況になっていると感じています。
なによりも、臨床の場で出会う、誤診や過剰診断で苦しむ子どもたち、そのご家族、また、学校や社会で当事者と関わるすべての方に、いま発達障害を取り巻く現場で起きていることを知ってもらいたいと、切に願います。
榊原 洋一 :小児科医師・お茶の水女子大学名誉教授
〔2020年3/6(金) 東洋経済オンライン〕
著者×担当編集者が語り合う“ひきこもりの問題”-今ひきこもりの君へおくる踏み出す勇気-
「ひきこもり」と「発達障害」の関係について
●担当編集者・山崎(以下「山」と表記)──本書のテーマである「ひきこもりと発達障害の関係」についてはずっと考えられていたんですか?
■発達障害カウンセラー・吉濱ツトム(以下「吉」と表記)──考えてました。
基本的には発達障害は劣位的な存在ではないということがあります。
あるんですけど、適切な環境でなければ過度なストレスがかかってしまってしまう。
だから発達障害の学生は当然登校拒否とか不登校になりがちで、社会人の場合も同じことが起こる。
もちろん「ひきこもり=発達障害」とは言わないですけど、かなりの確率で発達障害に起因しているんだろうなと思いますね。
●山)──「これ、ぼくもだな」「自分もひきこもりになるな」ってことがあって、もちろん本には書いてあるんですけど、
せっかくなので、多くの人が悩んでいる引きこもりの出口…先生はその出口をどのように見つけたのかって言うのを改めてお聞きしたいんです。
■吉)──夢も希望もないんですが(苦笑)…追い込まれたということでしょうか。
ひきこもりには色々な要因があるんですけど、まず1つは引きこもっても大丈夫な環境要因があるってことが挙げられます。
でも僕の場合は家を追い出されて、貯金もなくなって引きこもるための資金もなくなったから対策をたてなければいけなくなったというのがありますね。
●山)──やるしかなかったというわけですね。
■吉)──そうです、生きるために(笑)。ひきこもりの特徴としては、適応できる環境とできない環境の差があまりにも激しいというのがあります。
基本的には適応できる環境さえ見つけてしまえば回復への見込みができるんです。
それと、発達障害には「これとこれとこれをやれば必ず改善できる」という世界標準のものがあって、それを上手に知ることができたことです。
つまり『追い込まれた+適切な環境を見つけらた+必要な知識を得ることができた』事だと思います。
●山)──一人でいること自体が鬱になりやすいことや、環境によって人は変わるということをこの本の中でも仰っていますよね。
そういう意味では7040、8050問題の当事者、つまり40代以上の中高年のひきこもりが多い。
特に40~50代の人は「就職氷河期世代」と呼ばれていて、そういった社会に環境も劣等感を高める状況にあったのかもしれませんね。
■吉)──大いにありますね。多くの人は、人の行動や言葉は内面が決めると思っていますが、それは半分以上は間違いで、言動の決定要因は内面ではなくて、実は環境的な要因が大きい。
●山)──具体的にはどういうことでしょうか?
■吉)──就職氷河期の世代でかつ若者を排斥するような終身雇用制度を例にすれば、本人に落ち度がないのに「制度=環境」として、どうしようもない。
そして落ち度がないにもかかわらず4回5回6回と続けて採用試験に失敗してしまったら誰だって心は折れますよ。
それでも、しばらく経てば多少は回復するんだけど、改めて就職しようとしても終身雇用の制度で「30代後半だから無理です」と言われたら、もうひきこもるしかないんですよ。
●山)──ええ。
■吉)──引きこもりって言うのはもちろん発達障害もなんですけど、内面的な問題はさておき、単純に環境要因で引き起こされることが多いんですね。
写真・図表:BEST T!MES
暗闇から手を伸ばす方法とは…
●山)──既に引きこもっていて、ずっと部屋に閉じこもっている状態からの「前に出ることの難しさ」「一歩踏み出すことの難しさ」を感じます。
元・引きこもりの先生はどうやって復活できたのかをお話しいただければ…と思います。
■吉)──意外かもしれませんが、まずは身体づくりから。
身体づくりをしてないと鬱傾向になって、本来出るはずの気力がなくなるっていうのがあります。
●山)──確かに、少し意外ですね。
■吉)──次に適切な環境を見出すことです。
例えば精神的なストレスを感じることなく、適応できる場所を明確にすること。
そして、これが重要なんですが…スモールステップで行動していくということです。
いきなり週5日働くことはほぼ不可能なので、週1のバイトでいいからやってみたりということです。
ひきこもりが長期化すると、場合によってパニック障害みたいな症状が出てきたりすることもあります。
例えば電車に乗れなかったり。
そういった人たちは、はじめは改札を通ればいい、次はホームに上がればいい。
今度は1駅乗ってすぐ降りればいい…少しづつパニック障害を改善していくんです。
●山)──まさにスモールステップですね。
■吉)──引きこもりにも同じことが言えます。
大半のひきこもりの人は真面目だから、今まで10年20年働けなかったのに「週5でちゃんと働かなきゃいけない」っていうビッグステップを目指すから、結果としてきつくなってしまう。
●山)──ついついビッグステップを目指してしまうのも、親の目や世間体を気にするという「環境」の問題なのでしょうか。
■吉)──「正社員じゃなきゃいけない」っていうのはまさに環境要因ですよね。
●山)──ひきこもりの人たちは、本来得ることが可能だったお金や地位などを早く取り戻したいからビッグステップを踏みたくなる、というような思考回路は発達障害とは関係あるんですか?
■吉)──それは誰もが思ってしまうことですが、引きこもりの期間に比例してサンクコストへの執着は大きくなると思います。
そして、これは「発達障害」に関係しているんですけど、未来に対して絶望感がある。
未来に対して希望がない状態だと結果として執着する。
金持ちになる確証がない人が1,000万すったら永遠に1,000万を取り返さなければ、と考えてしまうんですよ。
●山)──自分の未来に希望が持てないと、川崎の事件ですとか息子さんが殺されちゃった事件ですとか…絶望から「他を巻きこんでしまえ」と思ってしまうんですかね。
■吉)──被害者意識が大きくなってしまって、それが被害妄想になってしまう。
そして、あらぬ敵をつくってしまう。
「その敵をやっつけて自滅しよう」となっちゃう。
●山)──「破壊願望」がある種の希望になっちゃってるんですね…。
先程の事件についてですが、一連の事件について、メディアの報道を見てこの本の内容に影響はありましたか?
■吉)──「引きこもり=危ない人」っていうイメージはついて欲しくないなと思いました。実際にそうじゃないですから。大半の人は普通に生活しているんです。
●山)──本書では7つの実例を掲載していますが、一番オーソドックスな「空気が読めない」とか「雑談ができない」といった人はどのように自己肯定感を持てばいいのでしょうか。
■吉)──まずは、外に軸足を持つということですよね。
それによって心の支えができます。
空気を読めるようになるための心理療法はあるんですけど、時間がかかってしまう。
逆に、空気が読めない人って、環境が変わってフィットすれば、かえって強みを発揮できることもあります。
●山)──特に中高年の方だとビッグステップを踏みたくなってしまいがちなんですけど、今からでも改善することは可能なんですよね。
■吉)──そうですね。何年経ったとしても引きこもりを改善しなきゃいけないという前提に立っているのならば、何年経っても改善は可能です。
20年ひきこもったから20年必要ってわけじゃなくて数カ月で十分な場合もあります。
「非ひきこもりの君」に知ってほしいこと
●山)──先生を訪ねてきたひきこもりの方に、最初に伝えることって言うのはどういった事ですか?
■吉)──基本は「環境を変える」ですね。
●山)──親子のパターンは多いのでしょうか?
■吉)──連れて来れないですよね。親御さんは一生懸命になっているんだけど、子供の内面をどうにかしたいと思っても行動が起こらない。
●山)──親御さんは子供に対する「罪悪感」を持っているものですか?
■吉)──そうですね。親側の問題ではないと薄々は思ってるんだけど、罪悪感ゆえにその一言が言えないでいるんですよね。
結果、長期化している。あとは共依存関係。
ダメな息子に尽くすことによって親が自己の存在証明をし、表面的には「困っている」と言うけれども、実は「子供が家に引きこもっている状態が最適だよね」って言う人も存在します。
●山)──この本ではそっちじゃない生きる道を探したほうがいいんですよって話を伝えたかったんです。
それがスモールステップだと思ったんですね。変な言い方かもしれませんが「適正じゃなかった」。
そこが不幸の源なのかなと思いましたね。
■吉)──社会的な理念や常識が後押しする形でスモールステップや適切な環境って言うのを見出せなくなってしまっている。
そして親と子が見つめ合ってズブズブの状態になってしまっている。
●山)──「常識」は想像以上に我々の中に染み込んでいるものですからね…。
ところで先生は、家族のような集団行動よりも、一個人で生きていく方が楽なんでしたっけ。
■吉)──そうですね。発達障害の人って「人嫌い」って言われていたんです。
アスペルガーとか自閉症の人。でも、そうでもないんですよ。
「人好きなんだけど、一人が好きなんですよね」って言う矛盾があって。
西野カナ的なめんどくさい感じなんですけど(笑)。
アスペルガー的な視点で言うと、自分のスペースを害されること、劣等感を刺激されるのが嫌というのがありますね。
●山)──劣等感というのは?
■吉)──ここでいう劣等感は相対評価ではなく対人緊張だったりします。「あの発言で嫌われちゃったのかな?」とか気にしてしまうような繊細な人。
こういう特性があるからアスペルガーやADHDの人はあまり人と接したがらない。
いまは自己完結できるエンターテイメントが増えてきているので、その傾向はより加速していますよね。
●山)──本書は多くの方に読んでほしいと思うのですが、タイトルにある「君」たちって本を読んでくれると思いますか?
■吉)──あまりにもひどい状態でなければ、もしくは、ある程度苦しんだけども軽度のひきこもりの場合は、大半の人がもがいています。
もがいているから情報収集は誰よりもやっている。
だから本も読み漁っているんですよね。
●山)──苦しいからなんとかしたいと思っている。
そうやって情報を集めて、客観的に判断して自分を相対化できる時って問題解決につながるチャンスです。
そして、そこで踏み出せるかどうかなんですよね。
ひきこもりって実は誰もが陥る可能性がある。
きっかけさえあれば。元あった自分の気質に気づかされる。
■吉)──そうですね。
●山)──こんな人に読んで欲しいっていう読者はいますか?
■吉)──当事者や関係者の人には当然読んで欲しいのですが、当事者よりも世間一般の人に伝えたいですね。
発達障害の人が発達障害について理解を深めたとしても世間一般の人が理解してくれないと、自分にとって最適な環境を構築するのが難しいんです。
極端な事を云うと当事者よりも一般の人に読んでほしいですね。
●山)──今回、先生の本を編集していて、むしろ「ひきこもることは異常だよ」って言う考え方自体がおかしいと感じました。
■吉)──そうですね。それでひきこもりの人たちがこじれちゃっている所もある。
●山)──会社とか学歴とか、自分から属性を取ったときに一個人として見たら、みんな弱いからねっていうことを言っている。
いつでも落ちるよと。そもそも「定型発達」っていうのがあるのかなっていうのは感じてましたね。先生はどうですか?
■吉)──基本的には定型も発達もないんですけど、ある程度の分類は「対称」ができるので必要かなと思います。そういった意味で定形と発達は分けてもいいよねってことです。
●山)──集団的にそうなりたいという願望なのかなとも思いますし、かといって発達障害がすごい異端であるかっていうとそんなことはないなっていう。
君へ贈る」という言葉に「あ、これは自分向けじゃない」と思っている人たちにこそ届けたいですね。
■吉)──ひきこもりを否定するのではなくて、活かす方向でアドバイスをしていますしね。
●山)──先生が言われたきた言葉がつながった気がしました。
「引きこもりが…」って言うよりも自分はひきこもりと関係ないよって言っている人たちにも大いに関係ある問題だっていうのが、この表紙の逆光のように太陽に映し出されるってことですね。
先生の言葉でこの本の要約をすると、どのように言えるでしょうか?
■吉)──1つ目は「ひきこもり=いけないことではない」ということ。
2つ目は同じく「才能の一部の表れに過ぎない」ということ。
3つ目は「その才能を活かしながら、外で活動できる側面をつくろう」ということ。
4つ目は「君たちの生きづらさは環境にも原因があり、才能が活かせる環境に出会っていないだけかもしれない」ということ。
5つ目は「何年経っても改善できる」ということ。
そして、6つ目は「ひきこもりの解決は当人や関係者だけじゃなくて、社会全体が方法と認識を共有することによって初めて成り立つ」ということです。
そのためには、関係がないと思っている人たちにも読んで欲しいですね。
●山)──同感です。今日はありがとうございました。
文/吉濱 ツトム
〔2019年8/10(土) Best Time〕
【発達障害】園から専門医の診断をすすめられた…冷静に判断するために考えたいこと
子どもが通っている園の個人面談で、先生から「○○君は集団行動をとるのが難しい状態です。言葉も遅く心配ですので、一度専門機関を受診なさったらどうでしょうか」。
こんな風に言われてしまいました。
さて、あなたは激怒しますか? それとも、聞く耳を持ちますか?
『発達障害に生まれて-自閉症児と母の17年』の立石美津子がお話しします。
発達障害とは
学習障害(LD)注意欠如/多動症(AD/HD)自閉症スペクトラム(ASD)
発達障害の疑いのある子どもは、全体の6.5%存在すると言われています。
受け入れられないのが当たり前
園の先生は他人、我が子は「自分がお腹を痛めて産んだ家族」。
「もしかしたら、発達障害の疑いがあるのでは」と他人から言われて、「ハイ、わかりました。では病院に行ってみます」と素直に言える親は少ないのではないでしょうか。
筆者の場合、息子が2歳のときに専門医師から診断されましたが、医師に対して怒り、「担当医を変えてほしい」と看護師に詰め寄ったくらいです。
ですから、専門家でもない保育者から言われたら尚更だと思います。
親は子どもの将来に夢や希望を持っていたのに絶望します。
このように、そもそも、他人と親とでは受け止める気持ちのレベルが違います。
幼稚園、保育園の先生方へ…
「あの保護者はいくら話をしても聞く耳を持とうとしない」と嘆かないで、自分に置き換えてみて今一度、考えてほしいと思います。
障害が重ければ、受容も早い
障害を受け入れる親は“受け入れざるを得ないほど、子どもの障害がある程度重い”のではないでしょうか。
ですから、園に入る以前に「視線が全く合わない、親を追わない、抱っこしても反り返って拒否する」など顕著な状態があって、既に病院で診断を受けていることもあります。
そして、入園したときには、もう障害を受け入れていて「うちの子は自閉症なので宜しくお願いします」となっています。
こうなると園側も対処しやすくなります。
また、ダウン症などの染色体異常は染色体を調べればわかります。
これに対して発達障害は採血したり脳のMRI撮影をして明確にわかることはないので、「そんなことはない」と受け入れないケースも度々起こります。
障害が軽ければ、受け入れがたい
障害が重くなければ…
「他にも似たような子どもはいるじゃないか」
「個性の一つなのだから、そんなこと言わないでほしい」
と拒否したくなります。普通の子に近ければ尚のことです。
「今は集団行動がとれず、言葉も出ていないけれど、私が頑張らせれば、周りの子と同じことが出来るようになるに違いない」と期待します。
また、子どもと長く接している母親は「なんだか怪しい」と違和感を抱き、「専門機関を受診したい」と願っていても、夫や姑が断固拒否するケースもあります。
これで家族の間に溝が出来てしまうこともあります。
障害が軽くても問題行動視され、茨の道を歩む
幼い頃に障害に気付き、障害特性に合わせた育て方やサポートをすることで、子どもは過ごしやすい日常を送ることが出来ます。
小学校入学時に知的遅れがなく特別支援学級に入れなくても、通常学級で配慮を受けながら学校生活を送ることが出来ます。
補助の先生を付けてもらったり、音に過敏な場合はヘッドフォンの着用をしたり、文字が読めない場合は音声ソフトを使って学習するなどがその例です。
近年では通級による取り出し指導も充実してきていますし、障害者差別解消法の施行により、合理的配慮も求めやすくなりました。
けれども肝心の親が、園から言われても受け入れない、または母親が受け入れても…夫から「お前の躾の仕方がなっちゃないから、集団行動がとれないんだ」や姑から「言葉がけが少ないから、愛情不足だから、言葉が遅いんだ」と責められることも。
こうして母親が家庭でも孤立無援状態になっていて、対応が進まない…こうなると、子どもは家庭でも園でも、やがて入学する小学校でも担任、クラスメイト、他の保護者から理解されなくなります。厳しい叱責を受けたり、苛めにあったり…。
やがて子どもは「僕は価値がない人間だ」と自信をなくし、自己否定し、茨の道を歩むことになります。
元々あった障害以外に周りの対応の悪さにより、こじらせ不登校、心の病、問題行動などの二次障害を起こすリスクが高まります。
これは本来防げたはずのものです。
言わない園の先生の心理
子どもが発達障害であることを家族が理解すれば、様々な対応を園もでき、結果子どものためになりますので、何とか伝えようとはするのですが…
発達障害の疑いを伝えると…
親から攻撃された「うちの子を障害児扱いして」と激怒し、「行政に訴える」と言い出された「うちの子の問題行動は担任に指導力不足だからだ。子どもの問題に責任転嫁している」と詰め寄られた他の親を味方につけるために、担任の悪口を言いふらされた。
こんな現実もあるようです。結果、心の病を発症してしまう先生もいます。
一度、こういうことが起こると、保護者との関係悪化を恐れて、なかなか園として言い出せなくなります。
園の先生は勇気をもって言ってくれている
「卒園したら自分達の責任は果たしたことになるから、黙っていよう」と期間限定で割り切って仕事をしている職員もいると聞きます。
でも、進言してくれる先生は、「親御さんがショックを受けてもいい。一時的に傷ついてもいい。でも、ここを通過しなければこの子の明るい未来はない」と、これから長く続く子どもの人生を考えて心から心配し、相当の覚悟と勇気をもって言ってくれているのです。
親も先生も親も見ている方向は「子どもの幸せ」です。
幼稚園、保育園の先生は大勢の子ども達を見ている専門家です。気づくのも早いです。
「お子さんの行動が気になる」と言われたとき、心にシャッターを下ろさずに、聞く耳を少しだけ持ってみませんか?
ある保護者からの言葉
ある保護者からの言葉をご紹介します。
「幼稚園の担任の先生から、「〇〇君の行動や言葉で心配な面がありますので一度、専門医に診てもらったらどうですか?」と言われました。
奈落に落とされた感覚で、幼稚園帰りも自宅にいても、涙がずっと出ていました。
普通なのに、ただこだわりが強いだけなのに。幼稚園の先生を恨みました。
ある時主人から、「先生は優しいから、遠回りで〇〇(息子)の事を心配して言ってくれているんだ!一度受診しろ!」と言われ、目が覚め、近所の小児科に連れて行きました。
行った小児科で「ここでは診断はできないが、みるからに自閉症で間違いないでしょう」と言われ、その日からずっと、「自分に悪い遺伝があるんだ。母親失格なんだ」と自らを責めていました。
その後、専門機関に行き自閉症と診断をもらい、「自分の育て方のせいでも、息子の努力不足でもないんだ」とある意味ホッとし、少しずつ光を見いだせて、楽しく過ごせています。
幼稚園の先生からの一言がなければ、早期発見ができず、どこかで孤立し、息子に悲しい思いをさせていたと思います。
幼稚園の先生も保育園の先生も伝える側は、勇気ある素晴らしい行動で、尊敬しています。
息子を救って頂き、感謝しかありません」
幼稚園、保育園の先生方へ
園は診断する場ではありません。
でも、違和感を覚えたら保護者に専門機関に相談に行くように伝えるだけでいいのです。
“子どもを育てるという責任のある仕事”をしているのですから、勇気をもって伝えてほしいと思います。
皆さんはこのことをどうお感じになりますか?
〔2018/11/19 ウレぴあ総研(ハピママ*/立石 美津子)〕