星槎中学校
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星槎中学校
閉校の横浜市立小跡地を活用 旭区の星槎中が移転へ
横浜市緑区の旧横浜市立霧が丘第一小学校の跡地活用事業者の公募に関して、市は3日、審査の結果、学校法人国際学園(同市青葉区)に決定したと発表した。同市旭区で運営している星槎中学校を移転させる。
同小は2006年に閉校。市は、教育機関による既存校舎の長期活用を条件に事業者を公募していた。土地は30年間の事業用定期借地とし、校舎や体育館などは売却する。
応募した四つの事業者の中から同学園を選んだ理由として、市財政局は、地域教育交流スペースの整備や体育館・グラウンドの開放といった地域貢献の取り組みや、安定した経営状況を挙げている。土地の貸付料は月額約105万円、建物の売却価格は約4766万円。
星槎中は文部科学省の指定を受け、不登校生徒らを対象とした教育課程を編成している。同中によると、現在約240人が在籍。高校と同じ敷地内にあるが、「少子化に反比例する形で近年、ニーズが拡大、手狭になっていた」という。移転先は現在地から直線距離にして約1キロ。19年度から移転先で運営していく方針。
〔2018年8/4(土)カナロコ by 神奈川新聞〕