Job:レザーデザイナー・レザークラフト

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レザーデザイナー・レザークラフト

〔2003年原本〕
革（レザー）を材料にした、日用品、装飾品の企画、デザイン、製作をする人です。
材料となる革は、牛、羊、山羊、豚などです。
作る物は、実内装飾になるドアーマット、小物入れ、実用的なバッグ、手袋、定期入れ、万年筆ケース、縫いぐるみ、運動用品などです。
皮革を処理する技術が進み、柔らかくし、色彩を豊かにすることもできるようになって、革の用途は広がっています。
皮革製品メーカーでは、たとえば野球用のグラブやサッカー用ボール、手袋など大量生産向きのものを製造しています。
皮革メーカーの就業者の〔給〕は〔並〕。
手工芸的な製作作業は、裁断刀で切ったり、丈夫なヒモや皮製のヒモで縫ったり、結んだり、
染色や刻印で図柄を刻んだりするものです。
フリーのレザークラフトのばあい、作品は材料費の２～３倍ぐらいが販売価格になります。
一方、販売ルートづくりも必要なことがあります。
皮工芸は新しい分野で、作品展など展示し、評価する場もあまりなく、
販売は衣料品店や装飾品店、日用品店などの一角に扱われることが多く、専門店は限られています。
それがほかの工芸品との違いです。しっかりした販売ルートができれば製作もなりたちます。
技術面は、専門学校やカルチャーセンターで教えているところがあります。