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高校進学の参考=通信制高校やサポート校の説明

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2016年9月25日 (日) 09:52時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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高校進学の参考=通信制高校やサポート校の説明

不登校の中学生が進学する高校、高校から転校したい生徒が考える先が、通信制高校や通信制サポート校です。
なぜそれができるか制度上の仕組みを説明します。
不登校を続けた生徒は高校に入学しても、毎日登校できる自信がありません。
入学後、実際に登校できるかどうかはわからず、自信がないのも当然です。
学業成績は大丈夫でも登校日数がたりないと進級や卒業ができません。
不登校生に積極的に対応している通信制高校はここを整えています。
それが全日型通信制高校(高校によっては通学型通信制高校という)です。

全日型通信制高校&通学型通信制高校
通信制高校といっても登校可能な日は週1日ではありません。
週5日・週3日など登校できる日数が多いのが全日型通信制高校&通学型通信制高校です。
全日制高校では全登校日数の3分の1以上の欠席があると進級できません。
それに対して通信制高校では年間の最低必要な登校日数は20日前後なので、欠席が多くなっても登校日数の不足はほとんど起きません。
いつでも登校できる条件で、最低日数を超えていれば欠席が多くても進級できます。
通信制高校に行ってみると生徒数のわりには教室で見かける生徒数は多くいません(学校によりますが)。
それは休んでいる生徒がかなりいます。
それでも欠席数が多くて進級できないほどではないからです。

通信制高校と広域通信制高校
では元々の通信制高校とは何でしょうか。
主に自学自習による学習と年間20日ぐらいの通学(スクーリング)により学習成果を評価し、単位取得をするのが通信制高校です。
単位認定はレポートの提出、テストの成績、スクーリング日数によります。
この他に校庭がなくてもいいなど施設条件もあります。
同じ都県内から生徒募集できるのを狭域通信制高校(隣接する県からも入学できることもあるので2県以内)といいます。
3都県以上になると広域通信制高校といいます。
以前はNHK学園高校だけでしたが、この20年の間にだんだん広域通信制高校が増えました。すべて私立高校です。
本校が所在する都県の外から生徒募集をするには、それぞれの都県の承認が要ります。
本校以外の都県に校舎があると生徒募集をしやすく、承認も受けやすいのです。
この本校以外の通信制高校が直接に運営するのが通信制高校学習センターです。
~キャンパス、~校舎などとよばれ、学校により呼び名が違うことがあります。

通信制高校サポート校
通信制高校と連携し、在籍する生徒の日常の学習活動を本校とは別校舎で行なうのが通信制高校サポート校、略称がサポート校です。
協力校や連携校ともいいます。
本校が生徒募集できる承認を得ている都県外にも校舎があります。
経営体が本校とは違う場合が多く、教員は基本的には本校の教員とは別です。
教育内容(科目設定など)も本校と別の所がありますが、単位認定・卒業資格は本校が行ないますので、教育内容は本校の承認が必要です。
通信制高校学習センターと通信制高校サポート校は教員がどちらに所属するか、教育内容の決定、都県から生徒募集の承認を得るのはどちらかなどの点で違いますが、両者は一般には区別されていません。

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