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北九州市八幡東区
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◆もがるか:“子どもの居場所”できるよ 食堂+学習支援+多世代交流拠点 八幡東の商店街、空き店舗を活用 /福岡
◇無償か低料金、原則毎日開く 看護師が健康ケアも
八幡中央区商店街(八幡東区中央)の空き店舗を活用して、子ども食堂や学習支援、多世代交流拠点の機能などを併せ持つ子どもの居場所「もがるか」を開所する準備が進められている。
NPO法人県高齢者・障がい者支援機構が、NPO法人フードバンク北九州ライフアゲインなどと協力し、7月20日にプレオープンする予定だ。
看護師が親子の健康状態をケアするなど、食事を提供する子ども食堂にとどまらない居場所を目指す。
子どもの貧困の連鎖を止める目的。空き店舗を改修し、主に小学生を対象に原則毎日、午後4~9時ごろに開く。
低所得者世帯は無償か低料金にする予定。
向かいに事務所があるフードバンクから有機栽培や無農薬などの食材を提供してもらう。
子どもたちが自立できるよう料理を一緒に作ることも計画。学習支援は学生や元教職員のボランティアが担当する。
昼間は飲食店として営業し、その収益を運営費に充てる。
2軒隣の訪問看護ステーションと連携し、看護師が親子の健康状態をみて、必要な場合は医療機関へつなぐ。
正式オープンは10月の予定で、改修費の寄付を、ネット上のクラウドファンディングサイト「READYFOR」で8月3日まで募っている。
同機構の今別府隆志副理事長は「家庭の温かみが感じられる場所にして継続的に運営し、活動が全国に広がるきっかけをつくりたい」と話す。
問い合わせは同機構093・663・6600。
〔2016年6月28日・貧困ネット、平成28(2016)年6月17日 毎日新聞 北九州版〕
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