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Interview:中世は暗くなくとも停滞期

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
2016年4月22日 (金) 14:33時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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中世は暗くなくともやはり停滞期

「カルシウム不足でイライラ」に科学的根拠がないと知ってびっくりしている私に、
あなたが長年信じていたウソ常識や間違いウンチクを教えてください。
〔2012-10〕
1953年に翻訳・発行された『古代の書物』というのを読んでみました。
古代ギリシア・ローマには多くの文人がいますが、彼らが読んでいた本はパピルス製の巻紙用でした。
いまから思うとずいぶん苦労して読んでいたわけです。
それを収めた図書館もありましたが、珍しいもので使える人は限られていたと思います。
エジプト・アレクサンドリアのムセイオン図書館には10万点の図書があったといいます。
4世紀の後半には皮紙が普及しますが、ローマ帝国の衰退・崩壊とともに読書人も減少します。
破損していく本の修復も追いつかなくなり、中世には本自体が少なくなっていきました。
歴史の中で消えて言った本が大量にあります。
これらを砂漠の乾燥している環境に残されたゴミ捨て場を調べて本の破片から普及を明らかにしたわけです。
筆者F.G.ケニオンは大英博物館の図書館長も勤めたことがある人です。

最近は中世はそれほど暗くはないという証拠が出されていて、そうなんだと納得しつつありました。
しかし、本の普及という面では中世は停滞していた時代と言えます。
紙の製造、活字の普及、印刷術により現代は相当にやりやすくなっているのです。
そして電子文字とインターネットの普及で時代はまた変わりつつあるようです。
質問の主旨とかなりずれました。

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