映画ウォッチ

恋人になるシルヴィやフォークシンガーのジョーン・バエズや先輩のピート・シーガーや憧れのウディ・ガスリー等に次第に認められるようになる。
「若者の代弁者」など彼の周囲が彼の活躍を祭り上げるようになるが、そのことに次第に違和感をいだくようになる。
高まる名声に反し悩む彼は１９６５年７月ある決断をする。
アメリカを代表するミュージシャン、ボブ・ディランのミネソタの無名の若者から時代の寵児としてスターダムにのし上がるまでの若き日を描いた作品。

そんな彼のもとにイスラエル人のユヴァルが現れる。
非人道的な行動をとる祖国の行為に心を痛めていて彼は、バーセルに協力しようと危険を冒しバーセルの村にやってきたのだ。
同じ思いを共有し互いの境遇や気持ちを語り合いながら、同い年の彼らに友情が芽生えていくが、その間にも軍の破壊行動は過激さを増し、彼らがその様子を収めるカメラにも、痛ましい犠牲者の姿が増えていく、彼らの切実な思いが撮ったドキュメンタリー。

イラン代表のレイラ・ホセイニはコーチのマリアム・ガンバリとともに順調に勝ち進んでいくが金メダルを目前に、対戦相手が敵国のイスラエル代表の選手と当たる可能性があるため棄権しろとの国からの命令が入る。
そのためには彼女の家族にも危険が及んでいくのだが、国の命令に従って怪我を装って棄権するか、自由と尊厳の為に選手として戦うか、人生最大の決断に迫られる。
２０１９年の東京で行われた世界柔道選手権の男子のイランの選手に起こった実際の話をもとに、場所をジョージアに選手を女性に変えて描いた作品。

打ち込むものはなく夢や希望もないままなんとなく古本屋でアルバイトをする日々を送っている。二人は安い居酒屋で飲んだり、ドラマを見たりと暇をつぶしていた そんな時、ルカのバンドを見たレコード会社の者から声を掛けられ、二人の日常が大きく変わり始める。

強制的に引き離されてしまう、新生活の為アメリカ・ペンシルバニアへ移住した彼はそこで裕福な実業家ハリソン・ヴァン・ピューレンと出会う、ハンガリーでの 輝かしい実績を知ったハリソンは、ラースローの才能を認め、彼の家族のアメリカ移住と引き換えにあらゆる設備を備えた礼拝堂の設計と建築をラースローに依頼した しかし、母国とは文化もルールも違うアメリカでの作業には大胡の障害が立ちはだかる、彼が希望を抱いたアメリカンドリームとは遠く、待ち受けていたのは大きな 困難と代償だったのだ。

迫りくる水を前に、流れてきたボートに乗り込んだ猫は、旅の途中、一緒に乗り合わせた動物たち、カピバラ、犬、キツネザル、等と共に想像を 絶する出来事や危機に見舞われる、水に流され漂ううちに、動物たちにすこしづつ友情が芽生え始める、監督・製作・編集・音楽を一人で手掛け 声優を一切つかわないアニメーションデビュー作「Away」で世界的に注目されたラトビアのクリエイター、ギンツ・ジルバロディスの今回も声優を 一人も使わないアニメーション長編第二作。

テレビ中継を担ったのは、ニュース番組とは無縁のスポーツ番組のクルーだった、テロリストの要求、錯綜する情報、機能しない現地警察、全世界が固唾を飲んで 見守る中、テロリストが定めた交渉期間が刻一刻と近付き、中継チームは極限状態で選択を迫られる。

仲良くなるが、３歳年上の兄アベルがガキ大将にイジメられてる現場を目撃しショックを受けてしまう、大好きな兄を救いたいとノラは願うが、 なぜかアベルは「誰にも言うな」「そばに来るな」と命じてくる。その後もイジメは繰り返され、一方的にやられっぱなしの兄の気持ちを理解できない ノラはやり場のない寂しさと苦しみを募らせていく、そして唯一の理解者だった担任の先生が学校を去り、友達にのけ者にされて再び一人ぼっちになったノラは ある日、校庭で衝撃的な光景を目撃するのだった。