Job:教師(中学校)
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2012年5月14日 (月) 12:56時点における版
教師(中学校)
〔2003年原本〕
中学校教師の特色は、教科担任制です。
教科指導のほかに特別活動や学級担任を分担します。
仕事の中心は各教科の授業です。
中学生は思春期の真っただ中にあり、自立へむかっているところです。
葛藤は一人ひとり違い、新任教師にはショックを与えるほどのものもあります。
そういう生徒への生活面での指導も欠かせません。
授業時間は平均的には1週18時間(地域差がある)。
その準備、教材づくりが時間外の仕事になることはむしろ当然になっています。
生徒は知恵もあり、行動力がありますから生徒指導の面ではふり回されることも少なくありません。
また学校は大組織なので、何を決めるについても会議が多く、多忙です。
生徒との関わりのなかで「自分は教師にむいていないのでは」と思うのはいい教師についてまわる自問です。
自問の後、きっぱりやめる人もいます。
自問もせず悩んだりしない教師がむしろアブナイ!
ベテランになると技術的な面ではうまく指導できますが、やみくもに生徒にぶつかる全力投入型の新米教師が歓迎されることもあります。
生徒には鋭い“勘”で人間の本気を見抜く目があるのです。
教師になるには教員免許(中学校)を取得し、都道府県教育委員会の採用試験に合格すること。その後、任用で教職につけます。
免許状は教科単位です。