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愛媛県立弓削高等学校

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ページ名 [[愛媛県立弓削高等学校]]愛媛県上島町()<br>
 
 
'''弓削高等学校学生寮「ゆめしま寮」''' <br>
 
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弓削高等学校「ゆめしま留学・学生寮」<br>
 
弓削高等学校「ゆめしま留学・学生寮」<br>

2024年5月30日 (木) 20:27時点における最新版

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愛媛県立弓削高等学校

種類 地域みらい留学、全日制高校普通科
URL
所在地・連絡先 〒794-2505 愛媛県越智郡上島町弓削明神305番地

TEL 0897-77-2021
FAX 

メール yugekoukou.zenkoku@gmail.com
内容 県外生徒募集の定員:高校進学6名

2022年度:全校生徒数74名、うち県外生6名
居住サポート:①ハウスマスター(寮・個室)
②島親(下宿・ホームステイ)
*古民家ゲストハウス汐見の家(http://shiomihouse.com/)

③島親(下宿・一人暮らし)×2カ所

弓削高等学校学生寮「ゆめしま寮」
弓削高等学校「ゆめしま留学・学生寮」
◇町から高校がなくなる。
愛媛県は、令和2年度に愛媛県県立学校振興計画検討委員会を設立し、令和5年度から実施する「愛媛県県立学校振興計画」の策定に取り掛かりました。
上島町はその原案が、弓削高校入学生の募集停止(いわゆる廃校)につながるものと捉え、愛媛県が主催する県内各地域の課題および意見等を徴収することを目的とした今治・越智地域協議会において、離島における高校の存在意義について強く訴えかけました。
また、県教育長に対しても直接、議長や弓削高等学校同窓会長らと要望活動を行いました。
そうした中、「市町や地域から学校の存続のために必要と思われる支援が得られる県立学校」であることが、次期再編整備基準の中の統廃合基準に規定する「魅力化推進校」の認定要件になる旨の考えが中間報告で示され、弓削高校の存在価値と離島特例枠としての基準を確保していただきました。
しかし、今後の町内の生徒数だけでは、統廃合基準である「入学生20人未満が3年続き、その後も増える見込みがない場合は、募集停止」という要件に当てはまる時代が来ることから生徒の全国募集を本格化することとしました。
実際、全国募集・地域みらい留学による学校説明会を実施する中で、留学希望者や保護者の一番の関心事は、「学生寮はありますか」という問いであったことから、本町では、町内唯一の県立高等学校である弓削高等学校の更なる魅力化を図り、全国募集による入学生および保護者が安心して本町での生活を送れるよう、タイミングよく制度拡充された国の交付金等を活用した「学生寮」を整備することとし、議会の承認もいただきました。
現在、学生寮整備工事の進捗状況は順調で令和6年4月1日からの運用開始に向け、弓削高校と共に着々と準備を進めています。
◆弓削高等学校 学生寮 施設概要
◇施設概要
構造:木造2階建て
定員:30名(1学年10名程度)
寮室:1人部屋〔6畳〕
その他:食堂、学習室、談話室、厨房管理人室、宿直室、洗面、浴室洗濯室、トイレなど
◆弓削高等学校学生寮「ゆめしま寮」財源内訳
◇建設費
※令和5年度当初予算ベース
総事業費(工事費、備品、委託料含む):609,110千円
・国費(離島活性化交付金)…294,000千円
・県費(木造公共施設整備事業)…8,000千円
・起債(合併特例債)※…291,700千円
※70%が後年度交付税として国から町に交付されます。
・一般財源(町の持ち出し)…15,410千円
▽建設費内訳
◇運営費
※令和6年度計画
総事業費:24,192千円
・寮費等…5,700千円
・国費(離島活性化交付金)…3,972千円
・特別交付税…11,370千円
・一般財源(町の持ち出し)…3,150千円
※3年目には、一般財源が1,249千円
▽運営費内訳
◆弓削高等学校 学生寮の名称募集「ゆめしま寮」に決定
◇「ゆめしま寮」命名者目録授与式について
弓削高等学校学生寮の名称を募集したところ、全国から109作品もの応募があり、厳選なる審査の結果「ゆめしま寮」に決定しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
10月27日(金)には、「ゆめしま寮」命名者に選ばれた村上碧さん(弓削高校3年生)に記念品を贈呈しました。
〔広報かみじま 2023年12月号〕

高校魅力化プロジェクト〜ワクワク・チャレンジ・創造のゆめしま海道で夢つなぐ人になる
◆〜高校魅力化の取り組み〜地域の夢をつなぐために
上島町にある唯一の高校、愛媛県立弓削高等学校。
今から約30年前の平成3年、弓削高に約400名もの生徒が通っていた時代を知っている人は、どれくらいいるでしょうか?
あれから約20年後の平成25年、その年の春に弓削高校に入学した1年生は、わずか13名でした。
「入学生数が20人未満の状況が3年続き、その後も増える見込みがない場合は、募集停止を行う」
これは、愛媛県県立学校再編整備計画(※1)で示された、県立高校の統廃合の検討基準です。
弓削高校の募集停止へのカウントダウンが、その時始まったのです。
存続の危機に直面した弓削高校を守るため、平成25年7月には愛媛県立弓削高等学校振興対策協議会が設置され、高校・地域・役場が一体となって弓削高校の存続に向け、取り組む体制が整えられました。
さらに平成29年からは弓削高等学校魅力化プロジェクトが始まり、公営塾「ゆめしま未来塾」が開講。
これまで7名の講師が歴任し、弓削高生の学びと進路に伴走してきました。
平成30年からは生徒の多様性を担保する全国募集(※2)が開始され、これまで9名の生徒が、東は長野県から西は山口県まで、弓削高校を選んでこの上島町に移り住みました。
その他にも、3年間かけて探究学習のカリキュラム改革が行われたり、今年度から給食提供が始まったり、そして2年後には学生寮のオープンが予定されていたりと、さまざまな取り組みが進んでいます。
その結果、一時は13名に落ち込んでいた入学者数は、プロジェクトスタート翌年からは、29名→29名→30名→24名→30名と、30名前後を堅調に維持しています。
また、町内進学率は36%と低迷した時期から、50%前後に上昇しています。
一方で、町内の生徒・児童数は年々減少しており、令和8年度入学生にあたる現在の小学校6年生は18名となります。
これに近年の町内進学率(50%)を適用すると、弓削高校への進学者数は9名。
弓削高校存続のためには、町外から最低でも12名の生徒を確保する必要があります。
今後も弓削高校が、町内外の子どもたちや保護者の方々、そして地域の方にとってより魅力的な学校になれるよう、高校・地域・役場が一体となって取り組んでいきます。
※1 愛媛県教育委員会が県立高校の統廃合基準を設定しており、令和5~14年の10年間の方針は、今年度決定する。
※2 県外に住む中学生が、居住地から通学可能な高校ではなく、下宿・一人暮らし・一家で移住することを前提に、地元を離れ地方の高校に自らの希望で進学する制度。
〔広報かみじま 2022年10月号〕

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