Center:1991年4月ー創刊の言葉
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しかも、対応のしかたはケースに応じて多様であり、「これが唯一の方法」などというものはありません。<br> | しかも、対応のしかたはケースに応じて多様であり、「これが唯一の方法」などというものはありません。<br> | ||
それぞれにふさわしい、ていねいな対応が、親、教師、そして子どもにかかわる者に求められています。<br> | それぞれにふさわしい、ていねいな対応が、親、教師、そして子どもにかかわる者に求められています。<br> | ||
− | + | 『こみゆんと』――この新しいネットワーク誌は、学校に行けないで苦しんでいる子どもたちの心に寄り添い、親やこの問題に取り組むグループ、教師、専門家などの経験をオープンに交流しあい、ふさわしい対応を深め合うことを目的にしています。<br> | |
また、子どもが学校に行けなくなって苦しんでいる父母が、これらのグループと出会えるように情報を提供いたします。<br> | また、子どもが学校に行けなくなって苦しんでいる父母が、これらのグループと出会えるように情報を提供いたします。<br> | ||
よろしくお願いいたします。<br> | よろしくお願いいたします。<br> |
2012年4月28日 (土) 08:38時点における版
創刊の言葉
〔不登校・登校拒否の情報ネットワーク誌『こみゆんと』あゆみ出版〕
子どもが学校に行けなくなり、混乱し悩んでいる父母、家族、そして子ども自身の季刊雑誌『こみゆんと』を創刊いたします。
子どもが学校に行けなくなると、親の不安や心配は「なぜ行かないのか・行けないのか」に始まり、「病気ではないか」「勉強はどうなるのか」「学校を卒業できなくなるのではないか」「進級・進学ができなくなるのではないか」…とふくらんでいきます。
心配・悲観のあまり、父親が子どもの命を奪い、自らも命を絶つという悲劇も、今年になって起きています。
不登校・登校拒否は病気ではありませんし、悲観すべきことでもありません。
いまではとらえ方や対応のしかたの研究・取り組みは広がり、深められています。
大丈夫なのです。
しかも、対応のしかたはケースに応じて多様であり、「これが唯一の方法」などというものはありません。
それぞれにふさわしい、ていねいな対応が、親、教師、そして子どもにかかわる者に求められています。
『こみゆんと』――この新しいネットワーク誌は、学校に行けないで苦しんでいる子どもたちの心に寄り添い、親やこの問題に取り組むグループ、教師、専門家などの経験をオープンに交流しあい、ふさわしい対応を深め合うことを目的にしています。
また、子どもが学校に行けなくなって苦しんでいる父母が、これらのグループと出会えるように情報を提供いたします。
よろしくお願いいたします。