京都市COCO・てらす
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私が書いた「COCO・てらす」。<br> | 私が書いた「COCO・てらす」。<br> | ||
実は、2024年1月にオープンする新たな福祉施設の愛称なんです。<br> | 実は、2024年1月にオープンする新たな福祉施設の愛称なんです。<br> | ||
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一方で、近年は相談者の抱える問題が複雑化し、各施設による連携した支援がより一層求められるようになっています。<br> | 一方で、近年は相談者の抱える問題が複雑化し、各施設による連携した支援がより一層求められるようになっています。<br> | ||
また、建物の老朽化や相談室・検査室の不足などの課題もあり、これらの課題を解決するため、2018年に施設の一体化計画を策定。<br> | また、建物の老朽化や相談室・検査室の不足などの課題もあり、これらの課題を解決するため、2018年に施設の一体化計画を策定。<br> | ||
− | 一体化により、より安心して施設を利用できるのはもちろん、各施設が近くなったことで重層的な支援などが実施できるようになりました。 | + | 一体化により、より安心して施設を利用できるのはもちろん、各施設が近くなったことで重層的な支援などが実施できるようになりました。<br> |
[地域リハビリテーション推進センター]<br> | [地域リハビリテーション推進センター]<br> | ||
1978年に開設。体に障害のある方や高次脳機能障害の方への支援などを通じて、障害のある方が、いきいきと地域で暮らしていける社会づくりに取り組んでいます。<br> | 1978年に開設。体に障害のある方や高次脳機能障害の方への支援などを通じて、障害のある方が、いきいきと地域で暮らしていける社会づくりに取り組んでいます。<br> | ||
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施設を利用される方の中には、複数の課題を抱えられている方もおり、重層的な支援が必要なケースもあります。<br> | 施設を利用される方の中には、複数の課題を抱えられている方もおり、重層的な支援が必要なケースもあります。<br> | ||
市では、各施設の強みを生かし、連携して支援に取り組みます。<br> | 市では、各施設の強みを生かし、連携して支援に取り組みます。<br> | ||
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うつ病や依存症などを抱えた保護者とその子どもへの支援<br> | うつ病や依存症などを抱えた保護者とその子どもへの支援<br> | ||
支援プログラムの作成・提供<br> | 支援プログラムの作成・提供<br> | ||
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問合せ:障害保健福祉推進室<br> | 問合せ:障害保健福祉推進室<br> | ||
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2023年12月22日 (金) 13:17時点における最新版
京都市COCO・てらす
種類・内容 | |
---|---|
所在地 | 〒 京都府京都市 |
連絡先 | 障害保健福祉推進室 TEL 075 222-4161 FAX 251-2940 |
COCO(ここ)・てらすがオープンします!
私が書いた「COCO・てらす」。
実は、2024年1月にオープンする新たな福祉施設の愛称なんです。
誰もが暮らしやすいまちづくりを進めるために設立した、この施設について紹介します。
◆まずは 設立の経緯
市では、体・心に障害や悩みを抱えている方、福祉的なケアを必要とする子どもたちなどを支援するため、以下の各施設がそれぞれの場所で支援を実施。
一方で、近年は相談者の抱える問題が複雑化し、各施設による連携した支援がより一層求められるようになっています。
また、建物の老朽化や相談室・検査室の不足などの課題もあり、これらの課題を解決するため、2018年に施設の一体化計画を策定。
一体化により、より安心して施設を利用できるのはもちろん、各施設が近くなったことで重層的な支援などが実施できるようになりました。
[地域リハビリテーション推進センター]
1978年に開設。体に障害のある方や高次脳機能障害の方への支援などを通じて、障害のある方が、いきいきと地域で暮らしていける社会づくりに取り組んでいます。
[こころの健康増進センター]
1997年に開設。心の健康に関する相談支援や、精神障害のある方への社会参加の推進などに取り組んでいます。
これらの施設も移転します
・発達障害者支援センター かがやき
・朱雀工房
・地域生活支援センターなごやかサロン
[児童福祉センター]
1931年に児童院として開設。子どもや子育てに関するさまざまな心配・不安等の相談を、児童相談所や発達相談所などで受け付け。
専門の職員が助言・指導・判定・治療・療育などに取り組んでいます。
これらの施設も移転します
・児童発達支援センターこぐま園
・児童発達支援センターうさぎ園
◆次に 施設の概要
開所日:1月9日(一部施設を除く)
時間:8時半~17時
休み:土・日曜、祝日
各施設のTEL・FAXはHPで紹介。また、一部施設の開所日・開所時間などについてもHPをご確認ください。
◆そして 施設内の主な機能
[その1]利用者目線で分かりやすい相談窓口などの設置
相談先が分からない方にも対応できる「専門相談案内窓口」を設置。
また、各施設の相談部門を1階に、診療部門を2階に集約することで、利用者にとって分かりやすい配置にしました。
[その2]利用者に配慮した設備
入所者居室の一部を個室とし、利用者のプライバシーに配慮。
また、相談室・検査室を増設することで、利用者の相談・検査にかかる待ち時間を短縮・解消できるようにしました。
[その3]ぬくもりを感じ、快適で、心安らぐ設備
入口の壁や天井など、利用者の目に触れやすい共用部分に木材を使うことで、心安らぐ空間を演出。
また、キッズスペースも設置し、子どもたちが過ごしやすい空間にしました。
◆さらに 施設間の連携した取り組み
施設を利用される方の中には、複数の課題を抱えられている方もおり、重層的な支援が必要なケースもあります。
市では、各施設の強みを生かし、連携して支援に取り組みます。
例えば…
うつ病や依存症などを抱えた保護者とその子どもへの支援
支援プログラムの作成・提供
相談援助、心理的な治療
↓
(保護者)(子ども)
こころの健康増進センター
↓
児童福祉センター(情報共有・専門的な助言)
「ここで紹介したのは、ほんの一例。相談者のケースに応じて、さまざまな支援を行っているので、まずはご相談ください」
●地域や区役所・支所の支える力を強化するための取り組みも!
[地域の支援力向上チーム]
市民の方の障害等に関する理解促進や、福祉施設や医療機関などの支援力の向上のため、主に次の取り組みを実施。
・市民向けの講座・研修
さまざまな課題を抱える家族や支援者等を対象に、依存症や児童発達などをテーマにした出張講座や交流会などを開催。
・事業者向けの研修
福祉施設等を対象に、脳障害や地域リハビリなどをテーマにした研修を実施。
[区役所・支所サポートチーム]
市民の方からの相談に日々対応する区役所・支所の支援力・対応力の向上のため、主に次の取り組みを実施。
支援方針に関する会議
区役所・支所から寄せられた相談に対して、状況に応じて会議を開催し、医師等から意見や助言などを提供。
区役所・支所職員向けの研修
各施設の連携によって蓄積されたノウハウを活用した、職員向けの研修を実施。
▽ひとくちメモ
市立病院などとの連携強化
「COCO・てらす」の周辺は、市立病院や京都看護大学をはじめ、医療機関・福祉施設などが多く集まるエリア。
市では、この立地を生かし、医師・看護師等の研修や実習を市立病院などと一緒に実施することで、市全体の支援力の向上に努めていきます。
「今回紹介した内容以外にも、HPでは、施設のさまざまな機能や支援の内容を紹介。ぜひご覧ください」
問合せ:障害保健福祉推進室
【電話】222-4161【FAX】251-2940
〔きょうと市民しんぶん令和5年12月1日号〕