ニュースタート事務局関西
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+ | NPO法人ニュースタート関西の高橋淳敏さんは、引きこもり支援をしています。<br> | ||
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+ | 今はNPO法人[[CPAO]]と一緒に、子ども食堂の運営にかかわります。<br> | ||
+ | 「子育ても引きこもりも、自己責任といわれている。もっと助け合いが必要」といいます。<br> | ||
+ | CPAOの徳丸ゆき子さんは今月から、ごはん会を週4回に増やしました。「子どもたちが食べたいっていうから」。<br> | ||
+ | ごはんのあとの仲間との遊びに夢中になる子どもも多く、長期休みには1泊から1週間のお泊まり会も。<br> | ||
+ | CPAOでは、ごはん会にも学校にも行けない子どもたちに、月1回食事を直接届けています。<br> | ||
+ | 高齢者のように「デイサービス、ショートステイ、さらにグループホーム的な暮らしの場が必要」と徳丸さん。<br> | ||
+ | 「子どもは〓助けて〓とは言えないし、言わない。成長・発達の途中で貧困によって失われるものは、その後の彼らに大きな影響を与える。まったなしの課題です」<br> | ||
+ | '''センサーを磨いていく'''<br> | ||
+ | 研究者の立場から、大阪教育大学特任准教授の池谷航介さんが「おとなたちが動いて子ども食堂をつくり、そのおとなが横のつながりをつくることでさらに広がりが出てくる。<br> | ||
+ | ここに子どもを社会で育てる環境づくりの解決の糸口があるのではないか」と話しました。<br> | ||
+ | 「子ども食堂はセンサーの役割がある」というのは佛教大学教授の奥野隆一さん。<br> | ||
+ | 「子どもや子どもが属する家族はさまざまで、それぞれの背景、歴史もある。そこに介入していくことはとても難しいが、キャッチすることはできる。ぜひセンサーを磨いてほしい」と呼びかけました。<br> | ||
+ | フォーラムを主催した生野子育ち社会化研究会では、実践団体とともに研究者も入り、調査・研究・実践のなかで、政策提言を出す予定です。<br> | ||
+ | 佛教大学准教授の加美嘉史さんは<br> | ||
+ | 「民間の力は大きいが、法的制度で救う公助がなければ、共助もいきてこない。子どもの生きる権利、生存・発達の権利を保障するために、貧困対策のモデル事業を展開し、政策提言をしていきたい」と話しました。<br> | ||
+ | 〔◆平成29(2017)年3月28日 しんぶん赤旗 日刊〕 <br> | ||
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2023年9月9日 (土) 14:09時点における最新版
ニュースタート事務局関西
団体の正式名称 | ニュースタート事務局関西 |
---|---|
代表者と役職名 | 代表 高橋淳敏 |
活動内容による組織分類 | 親の会、当事者の会、居場所、フリースペース、コミュニティカフェ、対人関係訓練施設、就労準備施設、宿泊施設、相談サービス、訪問サービス、自立援助施設、共同生活寮 |
所在地 | 〒569-0814 大阪府高槻市富田丘町6-15 |
TEL | 072-694-3933 |
FAX | 072-695-6692 |
URL | http://ns-kansai.org |
メール | info@newstart-kansai.sakura.ne.jp |
具体的な対応方法 | 各種交流会(当事者も含めた勉強会、鍋の会)電話相談、面接相談、訪問相談 学習会、イベント企画、対人関係(友人)づくり、仕事紹介、仕事起こし、仕事づくり 表現活動、創作活動、宿泊体験、共同生活 |
支援対象者の具体的な状態・事情 | 不登校、引きこもり、ニート、発達障害、社会的関係 |
活動内容・方針の特色をアピールしてください | 共同生活や地域生活を通して、対人関係(友人)、や社会的関係(就労)をつくることに重きをおいてます。 |
対応者・支援者 | 支援者、当事者・体験者 |
支援対象者の想定年齢と男女別 | 男女どちらも可、10代後半、20代、30代、40代以降 |
必要経費 | 入会費必要なし。 毎月の定例会(勉強会)参加無料。 鍋の会(交流会)つどカンパ制、個別相談、訪問活動、共同生活寮、就労支援などにはそれぞれ費用がかかります。 |
受け入れ相談・見学の時期・予約方法 | 電話かメールかFAXで問い合せください。まずは定例会に来ていただければと思います。 |
協力団体、加入団体 | ・日本スローワーク協会 〒569-0814 大阪府高槻市富田町1-13-25-205 FAX 072-696-9667 URL http://slowwork.org E-mail [1] ・ニュースタート事務局 〒 千葉県浦安市美浜1-3-1006 TEL 047-307-3676 URL http://www.new-start-jp.org |
調査年月 | 2013年11月 |
成長段階で影響大きく
NPO法人ニュースタート関西の高橋淳敏さんは、引きこもり支援をしています。
大阪市内で起きた2児おきざり死をきっかけに勉強会をしました。
今はNPO法人CPAOと一緒に、子ども食堂の運営にかかわります。
「子育ても引きこもりも、自己責任といわれている。もっと助け合いが必要」といいます。
CPAOの徳丸ゆき子さんは今月から、ごはん会を週4回に増やしました。「子どもたちが食べたいっていうから」。
ごはんのあとの仲間との遊びに夢中になる子どもも多く、長期休みには1泊から1週間のお泊まり会も。
CPAOでは、ごはん会にも学校にも行けない子どもたちに、月1回食事を直接届けています。
高齢者のように「デイサービス、ショートステイ、さらにグループホーム的な暮らしの場が必要」と徳丸さん。
「子どもは〓助けて〓とは言えないし、言わない。成長・発達の途中で貧困によって失われるものは、その後の彼らに大きな影響を与える。まったなしの課題です」
センサーを磨いていく
研究者の立場から、大阪教育大学特任准教授の池谷航介さんが「おとなたちが動いて子ども食堂をつくり、そのおとなが横のつながりをつくることでさらに広がりが出てくる。
ここに子どもを社会で育てる環境づくりの解決の糸口があるのではないか」と話しました。
「子ども食堂はセンサーの役割がある」というのは佛教大学教授の奥野隆一さん。
「子どもや子どもが属する家族はさまざまで、それぞれの背景、歴史もある。そこに介入していくことはとても難しいが、キャッチすることはできる。ぜひセンサーを磨いてほしい」と呼びかけました。
フォーラムを主催した生野子育ち社会化研究会では、実践団体とともに研究者も入り、調査・研究・実践のなかで、政策提言を出す予定です。
佛教大学准教授の加美嘉史さんは
「民間の力は大きいが、法的制度で救う公助がなければ、共助もいきてこない。子どもの生きる権利、生存・発達の権利を保障するために、貧困対策のモデル事業を展開し、政策提言をしていきたい」と話しました。
〔◆平成29(2017)年3月28日 しんぶん赤旗 日刊〕