苫小牧地域児童相談所
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2023年8月4日 (金) 13:09時点における版
苫小牧地域児童相談所
室蘭児相分室の概要明らかに 相談体制を強化、市福祉ふれあいセンター敷地内に
苫小牧市は14日、道と協議を進めてきた室蘭児童相談所苫小牧分室の設置場所を、市福祉ふれあいセンター(双葉町3)敷地内の旧道立苫小牧病院院内保育所に決めたと発表した。
市は旧院内保育所の建物を改修した上で、児相分室と市の児童相談の担当部署が入居する「児童相談複合施設」を新設する。
市内の児童相談体制の強化が狙いで、2021年度の開設を目指し、19年度予算案に実施設計費を計上した。
高橋はるみ道知事は昨年11月、定例道議会本会議で室蘭児相の分室を苫小牧に設置する方針を表明。
これを受け、市と道は設置場所について協議を進め、5年前に閉院し、道が市に無償譲渡した旧道立苫小牧病院院内保育所を分室の設置場所として活用することを決めた。
市によると、児童相談複合施設は旧院内保育所として使っていた床面積107平方メートルの平屋建ての建物を改修した上、南側に2階建て以上の建物を増築した形を想定。
子どもの養育や虐待などの相談に対応する市の「子ども家庭総合支援拠点」と室蘭児相の分室を置く。
一部共用スペースを設けつつも、基本的には専用エリアの配置を検討している。
今回、緊急的な保護を必要とする子どもを受け入れる一時保護機能は設けないが、一時的に待機できるようなスペースを置くことを考えている。
市は19年度予算案に実施設計費として、2384万2000円を計上。
同年度内に実施設計を行い、20年度に本体工事を進め、21年度の運用開始を目指す。
道が同施設に児相分室を開設する時期は未定という。
市は、児童相談の担当部署を児童福祉の専門機関である児相分室と同じ建物内に置くことで両者の連携や情報共有が円滑化し、より手厚い支援につながることを期待。
岩倉博文市長は「このような形の複合施設は非常に珍しい」と強調。
「悩める子供や家族を減らすよう、時代にマッチングした施設としたい」と語った。
〔◆平成31(2019)年2月14日 苫小牧民報 日刊〕
⇒北海道室蘭児童相談所 苫小牧分室を参照。