Job:環境デザイナー(音)
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仕事内容の基本は同じでも、サウンドデザイナー、サウンドプロデューサー、サウンドケープデザイナーなど、自称を含め、いろいろな職名がつけられています。<br> | 仕事内容の基本は同じでも、サウンドデザイナー、サウンドプロデューサー、サウンドケープデザイナーなど、自称を含め、いろいろな職名がつけられています。<br> | ||
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2012年3月20日 (火) 14:34時点における版
環境デザイナー(音)
〔2003年原本〕
人が生活するうえで耳に入ってくるさまざまな音に注目して、人と音の関わりを中心に置いた環境づくりをする仕事です。仕事内容は、次の3つに大別されます。
1つは、人が生活する場に“ある音”をプラスすることにより、その環境をより快適なものにする仕事です。例えば、「人が渡ると、かすかに鈴の音が聞こえてくる橋」などを考案します。この仕事を専門とし、(音)環境デザイナーと自称する人もいます。
2つめは、学校・ホールのチャイム音や電車発車時の警告音(ブザー)など、生活の場にある人工音を見直し、人にとってより耳ざわりのいい音につくり変える仕事です。この仕事を専門にし、アコースティックデザイナーを自称する人もいます。
3つめは、芸術的主張をテーマとして設計された空間を持つ雰囲気に合う音や音楽を設計・創作する、環境音楽づくりの仕事です。展覧会やコンセプトビルの独特の雰囲気を、空気や家具のように、決してじゃまではないが主張のある音・音楽でつくり上げます。現代音楽の一分野としてもとらえられます。広い意味で(⇒)作曲家、選曲家(⇒サウンドエンジニア)になる仕事です。
何気なく耳に入る音が環境の一環として注目されるようになったのは最近で、今後、環境デザイナー(音)の活躍の場がどのように広がるかは未知数です。
仕事内容の基本は同じでも、サウンドデザイナー、サウンドプロデューサー、サウンドケープデザイナーなど、自称を含め、いろいろな職名がつけられています。
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