青梅市健康センター
(版間での差分)
Matsu4585 (トーク | 投稿記録)
(ページの作成:「{{topicpath | メインページ > ひきこもり周辺ニュース > {{PAGENAME}} }} {{topicpath | [[メイン...」)
新しい編集→
(ページの作成:「{{topicpath | メインページ > ひきこもり周辺ニュース > {{PAGENAME}} }} {{topicpath | [[メイン...」)
新しい編集→
2022年11月30日 (水) 13:04時点における版
種類・内容 | |
---|---|
所在地 | 〒 |
運営者・代表 | |
連絡先 |
周辺ニュース
ページ名 青梅市健康センター 東京都青梅市(保健所・福祉センター・東京都)
大人の発達障害とは
中野クリニック院長 中野和広
最近の10年余りで発達障害という言葉が一気に普及し、自分が発達障害ではないかと心配して受診される方が増えました。
大人の発達障害という言い方もされることがあり、受診される中に50代や60代の方もいます。
生きづらさを感じている人が少なくないのでしょうか。
発達障害(医学では神経発達症候群と呼び方が変わりつつあります)にはいろいろなタイプがありますが、どのタイプでも幼少期にその特徴が現れてその後もそれが続きます。
大人になって初めて発達障害になるということはありません。
大人の発達障害というのは発達障害の子どもが大人になったということです。
ところが話はそれほど単純ではありません。
子どもの時にはあまり目立たなかった特徴でも大人になってからコミュニケーションなどの問題で生活に支障が出ることがあります。
診断の基準に従えば子どもの頃に目立たなければ神経発達症候群とは言えませんし、発達障害者支援法の対象にもなりませんが、ご本人が困り周りも困ることは少なくありません。
その場合にまず必要なことはそういう特性をもった人がいることを理解し、その人に自分の基準を押し付けないことです。
これは心のバリアフリーや共生社会の実現に向けた大切な一歩です。
問い合わせ:健康センター【電話】23・2191
〔広報おうめ 令和4年9月1日号〕