伊佐市基幹相談支援センター
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現在、私たちの業務の中で特に時間を費やしているものが、アウトリーチと言われる活動になります。<br> | 現在、私たちの業務の中で特に時間を費やしているものが、アウトリーチと言われる活動になります。<br> | ||
直訳すると「外に手を伸ばす」ことを意味します。<br> | 直訳すると「外に手を伸ばす」ことを意味します。<br> | ||
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〔広報いさ 2022年7月1日号〕<br> | 〔広報いさ 2022年7月1日号〕<br> | ||
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2022年8月28日 (日) 11:08時点における版
伊佐市基幹相談支援センター
種類・内容 | |
---|---|
所在地 | 〒 鹿児島県伊佐市 |
連絡先 | 【電話】23-1317 |
現在、私たちの業務の中で特に時間を費やしているものが、アウトリーチと言われる活動になります。
直訳すると「外に手を伸ばす」ことを意味します。
従来は対象者の自宅などに出向く訪問支援全般をアウトリーチと表現されていましたが、近年では若者のひきこもりや自らの意志では受診が困難な精神的困難を抱えている人など、多様化した問題に対しアウトリーチの取組が増え、その定義や活動範囲も広がりをみせています。
基幹相談支援センター(以下:センター)が行うアウトリーチは「支援が必要であるにもかかわらず届いていない人に対し、積極的に働きかけて情報・支援を届けるプロセス(過程)」という意味合いがあります。
アウトリーチの目的を大きく分けると
(1)対象者に気付き、つながるため
(2)アセスメントのため(※)
(3)支援のため
(4)地域づくりのためと4つあります。
これまでセンターではサービス利用のない障害者手帳をお持ちの人の自宅に訪問し、普段の生活をお聞きするなかで、困りごとがある人に対してはどのようなサポートができるか本人や家族と話し合い、必要であれば関係機関やサービスの紹介を行うなどの活動を行ってきました。
また市内の企業や事業所等を訪問し、困りごとの解決につながる情報やサービスがないか等の調査を通して、関係機関とのつながり作りにも取り組んでいます。
私たちの活動は対象者の生活の場に足を踏み入れることも多いため「自分がもしその立場だったらどうだろう」ということを考えながら、丁寧な関わりができるよう心がけています。
そして必要な情報が届いていない人や「助けて」が言えない人に手を差し伸べられるよう、今後もこのような活動を続けていきたいと考えていますので、ご理解、ご協力をお願いします。
※アセスメント…人や物事など対象の客観的な評価
◆子育て支援に関するオープンスペースの紹介
今年度から社会福祉法人慈和会が伊佐市から委託を受け、基幹相談支援センターも一緒に取り組んでいるピアサポート推進事業(※)についてお知らせします。
昨年度から医療法人慈和会、社会福祉法人慈和会が共同し思春期や成人期の心の問題に関わってきた法人だからこそできる「子ども支援」と「子どもを支える周囲への支援」ができないかと考え、オープンスペースを実施してきました。
内容としては、気軽に相談できる窓口としてだけでなく、医療・福祉に関する社会資源や進路、子育てに関する情報を提供し、人と人とが気軽につながれる場作りなどです。
当面はコロナの影響も考慮し、オンラインを活用した情報提供の仕組み作りや研修企画など検討していきます。
センターもこの事業を通して関係機関のより良い連携につながるよう取り組んでいきたいと思います。
※ピアサポート…同じような悩みを持つ人達同士で支え合う活動
問い合わせ:伊佐市障がい者等基幹相談支援センター(伊佐市役所福祉課内)
【電話】23-1317
〔広報いさ 2022年7月1日号〕