大洲市青年農業者協議会
2021年11月17日 (水) 12:28時点における版
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ページ名 大洲市青年農業者協議会 愛媛県大洲市(農業のニュース)
会長 竹岡勝宏(まさひろ)さん
調理師として働いていましたが、実家の農業を継ぐことを選んだ竹岡さん。
好きな大洲の風景は「神南山」と話す菅田町在住の32歳。
大洲を耕す「人」と「農産物」の魅力を伝えたい
大洲市青年農業者協議会は、20代から30代のこれからの農業を担う青年農業者で構成された組織です、
米や野菜、柑橘(かんきつ)や果物、養豚から養蚕まで、いろいろな作物を扱っている18人の会員で活動しています。
これまで、小学校での食農・教育活動、親子米作り体験、イベントなどでの杵(きね)つき餅体験、加工品の開発・商品化、マルシェなどイベントの開催を行ってきました.
コロナ禍の影響で活動が制限されたことから「野菜を買うときに生産者の顔が浮かぶ状態」を創出したいと思い、
昨年から「アグルビト」というフリーペーパーを創刊して、SNSでも情報発信に取り組んでいます。
「アグルビト」は、アグリカルチャーをする人という意味の造語を作って名付けたものです。
「アグルビト」は、愛たい菜や愛媛たいき農協、市役所などに置いています。
またホームページからも見られるようにしていますので、ぜひご覧ください。
大洲市は、肱川が育んだ水利と土壌により、四季折々、多種多様な農作物が生産されています。
大洲における農業の強みも「多品目」であることが挙げられますが、後継者が少なくなっている現実もあります。
そのため、大洲出身の若者が地元に帰って農業をすることや、当会に入って活動をするメリットを目に見える形で享受できるようにしていくことが必要だと考えています。
その一つとして会員間で農作業の労力を軽減させる「マッスルスーツ」の試着を行い、新しい技術の可能性を学ぶ取組を始めました。
市内で生産される農産物は、関西圏など大都市に出荷され、一流の品として高く評価されているものがたくさんありますので、
大洲産の野菜などのおいしさを地元の人にも味わってもらいたいと思っています。
大洲を耕す「人」と「農産物」の魅力を知ってもらい、
食べる時に「この野菜は、市内では○○さんが作っていたよね」と生産者の顔を浮かべてもらえるように、これからも農業の魅力を発信していきたいと思います。
〔広報おおず 2021年11月号〕