フードバンク高知・高知あいあいネット
34行: | 34行: | ||
〔◆平成30(2018)年7月28日 毎日新聞 地方版〕 <br> | 〔◆平成30(2018)年7月28日 毎日新聞 地方版〕 <br> | ||
− | [[Category: | + | [[Category:ひきこもり支援団体・高知県|ふーどばんくこうちこうちあいあいねっと]] |
[[Category:子ども食堂|ふーどばんくこうちこうちあいあいねっと]] | [[Category:子ども食堂|ふーどばんくこうちこうちあいあいねっと]] | ||
[[Category:高知県(地域)|ふーどばんくこうちこうちあいあいねっと]] | [[Category:高知県(地域)|ふーどばんくこうちこうちあいあいねっと]] | ||
[[Category:高知市(高知県)|ふーどばんくこうちこうちあいあいねっと]] | [[Category:高知市(高知県)|ふーどばんくこうちこうちあいあいねっと]] |
2021年2月6日 (土) 16:43時点における版
フードバンク高知・高知あいあいネット
所在地 | 高知県高知市南久保 |
---|---|
TEL | |
FAX |
子ども食堂応援隊/4 年中無休で朝食提供 高知
全国でも類を見ない子ども食堂が高知にある。それは、365日年中無休で朝食を届けている「こども広場」だ。
高知市南久保の川上食品の2階にあり、平日午前6時半~9時半、土日祝は午前7~10時。毎朝豚汁とご飯はお替りOKだ。
おかずは、川上食品の仕出しの製造レーンによって変わってくるが、これが強みで365日「こども広場」を続けることができる。
この子ども食堂を、始めるきっかけになったのは、専務である川上千恵子さんの高校時代の実体験がある。
お弁当を持って来られない子が、靴箱に届けられたお弁当を盗んで食べていたのを見て、両親に話した。
すると、翌日から千恵子さん姉妹は、毎日6個のお弁当を持たされ、通学したという。
高校を卒業後、何かできることはないかと長年考えていた彼女は、子ども食堂を始めたいと場所を探していた。
夏休みになると給食が無くげっそり痩せて2学期に登校してくるという話を先生から聞いた時、居てもたってもいられなくなり、社長に相談。
2階の倉庫兼職員の休憩所を職員皆で片付けて、畳を敷いて手作りの「こども広場」を作った。
なんとか夏休みに間に合わせて登校日に学校でもチラシを配ってもらい始めたのだが、当初は誰一人来なかった。
我が子の友達やママ友に声をかけてなんとか細々と行っていたという。今では、平日は少ないが土日祝は、大盛況、夏休みなどは30人を超えることもあるという。夏休みには、昨年は花火大会、バーベキューなどを行った。
今年は他に8月18日に新聞紙でのエコバック作りとお弁当の蓋でキーホルダー作りを予定している。
ダブルやトリプルワークで忙しい母親の心強い味方となっていて、子どもたちはこの猛暑の中、食事が終わった後でも宿題をしたりして安心して過ごせる居場所になっている。
<フードバンク高知・高知あいあいネット 青木美紀>
〔◆平成30(2018)年7月28日 毎日新聞 地方版〕