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苫小牧市総合福祉課

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苫小牧市総合福祉課

苫小牧市生活困窮者自立相談支援事業ではひきこもりの方と一緒に悩み、考え、活動しています
生活困窮者自立支援法が平成27年4月1日から施行され、生活にお困りの方の窓口を開設しました。
相談員が今後について一緒に考え、各種関係機関と連携しながら解決に向けてのサポートを行います。
Q1.自立相談支援事業では、どのようなひきこもりの人を対象としているの?
A1.仕事や学校に行けず、かつ家族以外の人との交流もほとんどせずに、6カ月以上続けて自宅にひきこもっている大人の方を対象としています。
※他の人と交わらない形で外出をしている人も含みます。
※すでに生活保護を受給されている方は対象となりません。
Q2.どのような流れなの?
A2.
(1)初回相談

  • 初回の相談経路は、ご家族の方々やご本人、近所の方々などさまざまです。

まずはお話を聞かせていただくことから始まります(場合によっては家庭訪問も行っています)。

  • ご本人が決められたこと(自己決定)を応援することを一番大切にしています。

ご本人が望まないことは行いません。
(命の危険がある場合などはこの限りではありません)
(2)支援

  • ひきこもっている期間や原因、性格や得意なこと、苦手なことは人それぞれです。

ご本人が一番やりやすいことから始めていきます。
一緒に考えながら、ご本人のペースで進めていきます。
※新型コロナウイルスの影響で、ひきこもり以外の窓口相談が急増しているため、面談などの頻度は相談しながら決めさせていただきます。
(3)目標達成

  • 目標は人それぞれですが、例えば就職が目標の場合、就職後も仕事に慣れるまでの間、面談を続けたり、仕事を辞められた場合もまた一緒に相談を行うなど、柔軟に対応しています。

Q3.どのような支援をしているの?
A3.その方の困り事に寄り添い、一緒に考えながら進めています。
(例)

  • 定期的な面談や家庭訪問
  • 状況に応じて、精神科への同行
  • 茶話会の開催(とてものんびりとした空間です)
  • 就労準備支援事業「しごとびら」と連携して、職場見学や職場実習など
  • ハローワークへの同行などの求職活動支援

Q4.どのような支援団体などと連携しているの? A4.ハローワーク、若者サポートステーション、各病院、保健所、「まゆだまの会」(ひきこもり家族会)など、さまざまな団体と連携しています。
Q5.支援を行う上で、どのようなことを大切にしているの?
A5.その人が「自分で決めたこと」を大切にしています。
自分で決められない状態のときは、決められるようになるまでのんびりと一緒に考えます。
ご本人・ご家族問わず、お気軽にご相談ください。
▽詳しい事業内容などは市【HP】をご覧ください。(本紙にQRコードが掲載されています。)
■こんなことで困っていませんか?
・失業:どこに相談すればいいかわからない
・借金:家賃が払えない
・滞納:電気やガスが止まりそう
・低収入:塾に行かせたいけどお金がない
・ニート:仕事が決まらない
・求職活動:仕事をしたいけどブランクがあり不安
・病気:病院に行きたいけどお金がない
・ホームレス:食べるものがない
・ひきこもり:ひきこもってる家族が心配
■~生活困窮者自立相談支援事業~
くらしや仕事の相談窓口(相談無料、秘密厳守)
総合福祉課(福祉相談担当)
市役所1階13番窓口
受付時間:月~金曜日8:45~17:15(土・日・祝日はお休み)
【電話】32-6189【FAX】32-6098
【E-mail】sogofukushi@city.tomakomai.hokkaido.jp
〔広報とまこまい 令和2年8月号〕

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