カイロス
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2020年11月12日 (木) 13:58時点における版
カイロス
所在地 | 埼玉県さいたま市 |
---|---|
TEL | |
メール | kairos.saitama05@gmail.com |
周辺ニュース
ページ名カイロス、埼玉県さいたま市(高校中退のニュース)
高校中退予防を考えるシンポジウム/埼玉県
高校中退や不登校に悩む若者たちの支援について考えるシンポジウムがさいたま市内で開かれました。
8日のシンポジウムは、さいたま市で子どもや若者の支援に取り組む「カイロス」が保護者や学校関係者などを対象に企画したものです。
講師には神奈川県内で高校中退を予防するための取り組みを行っているNPO法人「パノラマ」の石井正宏理事長が招かれました。
「パノラマ」は県立高校と連携して、図書館でカフェを運営、そこで生徒たちとコミュニケーションを取ったり、定期的にイベントを開いたりして、「居場所作り」を進めています。
石井さんは「高校中退は、人生最初の社会的排除。カフェのような何気ないことから、排除のきっかけを抑えていく事が重要」と訴えました。
このあと、高校中退の問題点をテーマにトークセッションが行われ、我慢して学校に残ることで新たな課題が生まれる難しさや、中退後に引きこもりに陥るリスクなどが指摘され、参加者は、議論に聞き入り若者への支援について考えていました。
〔2020年2/8(土) テレビ埼玉〕
「第三者の居場所とつながる大切さを」 さいたまで8日高校中退予防シンポ
さいたま市で子どもや若者の支援に取り組む団体「カイロス」は8日、NPO法人パノラマ(横浜市)の石井正宏理事長を招き、シンポジウム「高校中退予防を考える~つながりが途絶えないように~」を開く。
高校を中退すると、進路相談などのサポートを受けるのが難しくなるといい、カイロスの西田真季子代表は「どこか第三の居場所とつながる大切さを知ってほしい」と参加を呼びかける。
文部科学省によると、2018年度の高校の不登校者数は5万2723人で、在籍者数の1・6%。
要因は、友人関係や学業不振、家庭の状況、不適応など多様化しており、うち約4分の1が中退した。
不登校でなかった事例も含めると、中退者は5万人弱おり、在籍者数の1・4%を占めた。
一方、不登校でも、学校やスクールカウンセラーの指導によって登校できるようになった生徒は約4割に上り、サポートが一定の効果をみせている。
パノラマは神奈川の県立高校と連携して「校内居場所カフェ」を運営し、図書室で生徒とジュースを飲みながらおしゃべりしたり、悩み相談に乗ったりして中退させない仕組み作りに努める。
高校中退の問題点として、社会とのつながりが薄れ、引きこもりなどに発展するケースが挙げられる。
昨年11月に閣議決定された「子どもの貧困対策大綱」にも「就業や生活の場面で困難を来す場合もあることから、継続的な視点で支援体制を構築することが必要」と明記された。
こうした中退者の支援を行うため、カイロスは昨年5月に設立。
16~25歳の青少年を対象に、さいたま市で月2回、「だいち」という居場所を開いている。
料理やゲームを通じて会話を引き出し、相談や進路の決定につなげる。学生ボランティアも募集中だ。
シンポジウムは8日午後2~5時、さいたま市南区のコーププラザ浦和3階で開催。
参加費200円、学生は無料。
問い合わせはカイロス(kairos.saitama05@gmail.com)まで。
〔2020年2/5(水) 毎日新聞【奥山はるな】〕