特別支援学校の生徒数
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特別支援学校・通信制高校の児童生徒、過去最多…小中学生は最少に
特別支援学校と通信制高校に通う児童生徒が過去最多となったことが25日、文部科学省の公表した学校基本調査(速報値、5月1日現在)でわかった。
一方で小中学生は過去最少となった。
調査によると、特別支援学校の児童生徒は前年より392人増えて14万4826人。
盲、ろう、養護学校が統合され特別支援学校ができた2007年度以降、増加が続いている。
障害への理解が広まり、知的障害と診断される子が増えているためだ。
一方、小中学生は昭和30年代のピーク時に比べ、いずれも半数以下に減った。
小学生は630万735人(前年比6万7815人減)、中学生は321万1237人(同6900人減)だった。
高校生は309万2351人で7万6018人減ったが、通信制高校の生徒は9298人増えて20万6994人となり、初めて20万人を超えた。
不登校だった中学生らの進学先に選ばれているとみられる。
大学生は291万6078人(同2590人減)。学部生は増えたが、社会人ら聴講生などが前年より約1万6000人減った。
新型コロナウイルスによるキャンパス閉鎖などが影響した。
〔2020年8/26(水) 読売新聞オンライン〕