自分の「楽しいこと」以前の「好きなこと」「必要なこと」探し
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自分の「楽しいこと」以前の「好きなこと」「必要なこと」探し
投稿日時: 2019年10月8日
さて前頭前野を活性化するには「その人が楽しいことをする」のがいいらしいと数人に話しました。
さっそく疑問が出てきました。「楽しいこと」がない、いろんなことが楽しめない、といいます。
「楽しいこと」の前に「好きなこと」があるだろうし、さらにその前に「イやなこと」が立ちはだかります。
これまでの経験でも「自分の好きなことを始めたら…」と話すと、「何が好きなことかがわからない」「好きなことなんて何もない」という返事をもらったことは少なからずあります。
そうすると、「好きなこと以前」があります。
その人たちも、私の周りの当事者の集まる場に来ていたのですから、それ自体が1つの到達点とも言えます。
この場に来る人にはそれが、「好きなこと」になっているかもしれません。
これを言い換えると当事者の居場所の役割になります。
人と接触するのを自分の課題としてきている人もいるでしょう。
「好きなこと」以前の「必要なこと」を探し、身に着けようとしているのかもしれません。
実は「好きなことがある」人もいました。
音楽を聴く(癒し系)、本を読む(仏教など宗教系を含む)、アロマテラピー(一人でする)、瞑想、日記を書く(毎日ではない)、犬を飼っている(ペット)などです。
さらに料理、編み物、絵を描く…などいろいろに出てくると思います。
どうしているかも人によるでしょうが、これらは「好きなこと」探しのヒントになると思います。
「好きなこと」はプロの職業的な関心、知識、技能とは違うレベルです。
自分が日ごろしていることを見ると何かが出ると思います。
長くそれらに取り組んできた、あまり意識しないでやってきたという人も多くいそうです。
それらの「好きなこと」が自分の成長しそびれた前頭前野を活性化につながっているのか、効果的でないのか。次はそのあたりが気になります。
これは実証例を見ないと何も言えません。
この実証は脳のMRI検査ができ、それを診断できる人がいないとできません。
ただ比較対象の自分の初期の状態を示すものがなくても、多数者の状態との比較で、現在のその人の状況を見れば参考になると思います。
個人的な変化の自覚に関しては量的変化と質的変化の法則が作用します。
あるレベルまでいかないと変化は感じ取れません。
重さでいうと4%の変化がないと感じ取れないといいます。
前頭前野の成長と機能回復は単純には表しがたいでしょうが、感じられる段階を標準化したものはできそうですね。
今回はひとまずはここまでにします。
10月2日NHK「ためしてガッテン」の番組名は新聞テレビ欄では「新境地 脳イキイキ幸せ術SP 長引く痛みの最新対策 クリップボード療法? 腰痛片頭痛関節痛歯通」となっていました。