内申点
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2019年4月10日 (水) 13:41時点における版
周辺ニュース
ページ名内申点、(教育のニュース)
T&M講座 平成特集号 特別寄稿 学校と学習塾が形成した不毛な内申30年戦争
平成という時代は、経済的に世界の中の日本の相対的な優位性が揺らぎ、国内では低成長時代を迎える中、産業構造は変化し、雇用体系はめまぐるしく変化する時代でした。
結果、家庭間の所得格差が拡大し、子供達を取り囲む環境も大きく変わりました。
そんな中、30年間変わらなかったものは、子供達の能力や成長と乖離した内申点、そして旧態依然とした内申点に対する認識だと思われます。
このように平成の30年間も内申点というものは子供達をしばり続けましたが、時代が進むにつれ、段々と逃げ道が確保もされました。
いまだに、内申点が無いと受験ができないという情報が錯綜していますが、既に私立でも公立受験でも、高校受験では、内申点の点数は必要不可欠なものではなくなっています。
平成末年の現在、内申点を必要としない「オープン受験」は、私立を中心に当たり前の受験スタイルとなってきています。
先生の主観評価で評価が左右されがちな内申点ではなく、子供達の公平な能力評価として、現在の受験制度では、中学3年間の出席日数がほぼゼロでも、部活をやらなくても影響なく受験できます。
更に、私立受験だけではなく、不登校をした際に利用される内申点の摘除制度を使えば、トップ校も含む公立高校に、内申点なしで受験できます。
不登校をすると、将来へ影響が及ぼされても困惑するばかりの補助科目に足を引っ張られず、「社会で評価を受けたい能力形成に沿った勉強」を基準に、実力勝負の受験に挑むことができます。
しかし、このことはあまり広く周知されておらず、未だに多くの子供達が内申点に振り回されてしまっていることも事実です。
この制度を活用して、皮膚の難病をからかわれ不登校になりオール1の内申点になった私も、平成前半であったにも関わらず進学校へ進学できました。
平成が終わり新しい時代を迎える中で、子供達自身も親御さんも、本人の将来の目標に合わせて教育制度を選択していくべき時代になりました。
学校に通いながら目標に向かって歩むのもよし、学校に通わないことで時間をフレキシブルに使い、将来の夢に向かって実力をつけるのもよし。
海外ではホームスクーリングも当たり前になってきている今、何らかの理由で学校に通えなくても、高度な教育を身に付けることは可能です。
もし今目の前に当たり前のように敷かれている道や制度に疑問をお持ちの方がいらっしゃったら、新しい視点でお子さんの目標や状況に合わせた教育環境に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?
〔2019年4月4日タウンニュース平塚版〕
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