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Center:2005年12月ー新小岩親の会=2005年12月から

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(新小岩親の会=2005年12月から)
 
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2018年12月29日 (土) 22:33時点における最新版

新小岩親の会=2005年12月から

〔2005年12月〕
2005年、親の会最後の定例会を12月11日(日)に開きました。
出席者は20人(そのうち親メンバーは13人)で初の参加者は3組4人です。
10代と20代以上に分かれて話し合いました。
理解する・認める、丁寧(おそい)とてきぱき、人間関係がなぜできないのか、子どもへの干渉と見捨てられ感の関係、親子間のコミュニケーション……
など話は実例・実体験に基づいて次々に変わりますが、引きこもりとはどんなことで、何が必要で何が妨げになるのかを交流しあったように思います。
やはりこのような思ったこと・感じていることを話し合い、確かめ合い、自分なりの納得のなかで何か努力したり、できそうなことを見つける機会は欠かせないと思います。

しかし、この1年間をふり返ると、定例会への出席者は大幅に減っています。

こういう内容だけではものたりない、もっと直接どうにかなるものを求めているのかもしれません。
当事者(子ども)が自分の力を引き出せることが打開の道であり、親が横にいて何かをしても簡単、単純に道ができるのとは違う、そんなもどかしさがあるのでしょう。
そういうワンクッション置いた位置、当事者からみれば周囲の環境を左右するのが親の役割であり、それを話し合うのが親の会です。
2006年からの親の会の運営では、次のような試みをしていきます。
親の会としてより実質的な役割を果たせるものに向上させたいと考えての方策です。

(1)当事者が参加する(できる)

実際にはこれまでも当事者は参加しているのですが、意識的に、同じ時間帯に当事者にとってのフリースペースを開きます。
それは当事者のフリースペースが縮小し、月1回(第4フライデイ)だけになっているからです(必ずしもそうとは言いきれないにしても)。
実際には、会場(新小岩地区センター)のどの部屋が確保されるのかにより、そのつど様子は変わるはずです。
親と当事者が同じ部屋で話す(それも同じグループになるのか、親と当事者は分かれてグループをつくるのか)、親と当事者が部屋を別にするのか、いろいろな状態が想定されます。
実際にあった方法をそのつど考えていくことになります。
親の会の場に当事者がいて、自分の子ども以外の当事者の体験を聞けることは、親にとっては自分の子どもを理解するうえでも役立つと思います。
ただ当事者は、自分の体験を語るためにここに来るわけではないので、その点の配慮が必要になります。

(2)当事者・親の体験発表、ゲストの報告の機会をつくる

以前に当事者や親の体験発表の機会を設けたことがありました。
また別の親の会の運営者などをゲストとして招き、その経験を聞くという方法も考えていいと思います。
かつてはビデオ上映(斉藤環さんの「ひきこもり講座」)、講演会(旭爪あかねさん)を開いたこともあります。
訪問サポートトカネットと共同のシンポジウムをしたこともあります。
いつもの定例会とは違う、このようなミニイベント的な形も考えていいと思っています。

(3)カウンセラーの参加を求める

比較的若くて、経験の少ないカウンセラーが多いので、カウンセラー自身が引きこもりとはどんなことなのかを学ぶ場を主眼とします。
当事者と家族から実際に経験していることをきき、当事者のこころ(心理面)の背景にある日常の生活、家族関係、生育過程などを知り、引きこもりをより深いところから理解していく機会にするのです。
専門的な心理カウンセリングを生かすためには、カウンセラーが当事者・家族と同じ目線に立って向き合う形も求められるはずです。
当事者グループを親の会合とは別に開くときには、カウンセラーの支えを必要とする当事者を見守る役割になります。

(4)運営委員会をつくり会則を整える

新小岩親の会は2004年春に、IINA会とトカネット家族の会が合同して今日に至っています。
不登校情報センターはこの11月にNPO法人になり、新小岩親の会は、このNPO法人の会員で構成されることになりました。
親の会を有意義にしていくために、実際的で雰囲気のいい運営委員会と、その取り組み内容に見合う、形式的すぎない会則をつくることも2006年の目標に加えたいと思います。

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