北海道労働組合総連合
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2018年12月22日 (土) 00:25時点における版
北海道労働組合総連合(道労連)
所在地 | 〒003-0805 札幌市白石区菊水5条1丁目4-5 第6尾崎ビル3F |
---|---|
TEL | 011-815-8181 |
FAX | 011-815-4545 |
「最低生計費」30代子育て夫婦で月46万円 道労連が試算
道労連は9日、札幌市内で子育て世帯が健康で文化的な生活を送るのに必要な生活費となる「最低生計費」の試算について、同市内で報告会を開いた。
子ども2人を育てる30代夫婦の世帯で月約46万円(税引き前)が必要との結果となり、道労連は「収入が足りなければ子どもが進学を諦めたり、都市部へ人口が流出したりすることにつながる」として、賃金引き上げなどを訴えた。
道労連は、2016年1月から道内の子育て中の組合員358世帯に生活や消費の実態を調査。
正社員の夫と、専業主婦かパート勤務の妻の夫婦をモデルに、賃貸アパート暮らしで自家用車を持ち、外食は月1、2回、旅行は年2回行く家族の生活費を調べた。
札幌市内の居住面積50平方メートル以下の物件を基準に試算したところ、札幌で1カ月間に必要な生活費(税引き前)は、40代夫婦の世帯で54万2千円、子どもの大学進学を想定した50代夫婦の世帯で70万3千円。
報告会では、札幌市内で中学生と高校生の2人を育てる40代の保育士女性が「世帯収入は『最低生計費』に届いていない。子どもは大学進学を希望するが生活が厳しい。教育費の支援があれば助かる」と訴えた。
調査に協力した静岡県立大短大部の中沢秀一准教授(社会保障論)は
「賃金や貯金で賄えない場合は、生活費を切り詰めたり、奨学金を借りて進学したりしている。賃金の引き上げと社会保障の充実を両輪で進めていくべきだ」と語った。
〔◆平成29(2017)年3月10日 北海道新聞 朝刊全道〕
必要賃金 釧路は24万円 札幌より2万円高く 道労連調査 生活費が割高
釧路市で、25歳男性が健康で文化的な生活を送るには、札幌市より約2万円多い生活費が必要―。
道労連は20日、両市の「最低生計費」の調査結果を比較し、公表した。
釧路市では自家用車を使う人が多く、供給不足のため住居費なども割高。
必要な賃金は最低でも月額24万5459円で、時給に換算すると道内の最低賃金(786円)の1・8倍となる計算だ。
道労連は昨年2月、最低賃金引き上げにつなげようと、生活保護の受給率が道内で最も高く、経済的に苦しい世帯が多いとされる釧路市の調査を始めた。
道内の組合員で10~30代の単身者201人の持ち物や生活実態を調べ、現地の物価なども参考にした。
全国で同様の調査を行う静岡県立大短大部の中沢秀一准教授(社会保障論)が協力した。
試算のモデルは、25平方メートルの1DKアパートに暮らし、働いている25歳男性。
釧路市ではおよそ家賃月3万5千円で、札幌市に比べ、月3千円ほど高かった。
通勤に使うスーツの値段も、釧路市は平均1着1万9990円なのに対し、札幌市は同1万6千円。
また釧路市では自動車のガソリン代などの負担も多かった。
札幌市内の最低生計費は月22万4983円と、釧路市より2万476円低い。
道労連の黒沢幸一議長は「地方では、仕事や買い物で車がないと生活が成り立たない。最低賃金は全道統一だが、生活実態に配慮するべきだ」と話している。
〔◆平成29(2017)年1月21日 北海道新聞 朝刊全道〕