上美生地区山村留学推進協議会事務局「やまなみ」
(ページの作成:「 ==上美生地区山村留学推進協議会事務局「やまなみ」== '''■クライヤー 篠塚(しのづか)隼(じゅん)さん'''<br> 特集 希望の旅...」)
新しい編集→
2018年10月9日 (火) 13:36時点における版
上美生地区山村留学推進協議会事務局「やまなみ」
■クライヤー 篠塚(しのづか)隼(じゅん)さん
特集 希望の旅立ち 東京都出身 上美生中学校3年
4月から国際観光を学ぶため長野県の高校へ進学予定。
得意の語学力を活かし世界を舞台に活躍する夢を持つ。
●山村留学を通して
東京都で生まれ育ち、中学2年生からの2年間ふるさと交流センターやまなみで山村留学をしています。
「東京と上美生とのギャップが大きく、あまりにも田舎でやっていけるか不安でした。
今までは不規則な生活やホームシックなどもあり、センターのルールや規則正しい生活に慣れるまで辛い時期もありました。
また、今まで親が当たり前にしてくれた洗濯、掃除、皿洗いを自分ですることを身に付けました。
振り返って思うと自分でも少しは成長できたと自信がつきました。
そして、センターで生活する仲間がいるので、悩み事の相談や勉強を一緒にすることで互いに助け、支える思いやりを持てるようになりました。」
●上美生地区の人々
上美生に来てビックリしたことの一つに僕の名前をみんな知ってくれていることでした。
東京では近所の人にも声をかけられることや名前で呼ばれる経験がほとんどないので、上美生では近所の人が「センターの子だよね」「しっかり勉強しているか」「センターでの暮らしに慣れたか」など親切に声をかけてくれました。
挨拶や言葉使いを教えてもらい、上美生地区全体で山村留学の僕たちを見てくれていると実感できました。
「人間として成長できたのは、上美生の皆さんのおかげです。
僕たちのために行事の企画や準備などありがとう。いつか大人になったら、遊びに戻って来たいです。」
●先生・やまなみセンター長へ
「今までの僕はできないことを人のせいにして、環境のせいにして自暴自棄になったこともありました。
しかし、先生やセンター長はいつも親身になってこんな僕を見捨てないで支えてくれました。
この2年間で自主性や協調性を学びました。
上美生で学んだことを忘れずにいつか上美生に恩返しできるように何事にもチャレンジしたいです。」
〔芽室町すまいる 平成29年3月号〕