大津夜まわりの会
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十六日夜、大津市のNPO「大津夜まわりの会」はボランティアを含む約十五人で、真っ暗な公園や湖岸を非常食やカイロを持って巡回。<br> | 十六日夜、大津市のNPO「大津夜まわりの会」はボランティアを含む約十五人で、真っ暗な公園や湖岸を非常食やカイロを持って巡回。<br> | ||
− | + | 公衆トイレの周辺やバス停の待合室などで野宿者がいないか三時間かけて探した。<br> | |
+ | 同会では今年四~九月、前年一年間の実績を四人上回る計十二人の野宿者を支援した。<br> | ||
いわゆる「派遣切り」などの失業に限らず、家庭内暴力で自宅に帰れない人など、抱えている事情はさまざまだ。<br> | いわゆる「派遣切り」などの失業に限らず、家庭内暴力で自宅に帰れない人など、抱えている事情はさまざまだ。<br> | ||
同会は市の委託を受け、生活困窮者が三カ月まで滞在できる緊急一時宿泊施設(シェルター)を四室運営している。<br> | 同会は市の委託を受け、生活困窮者が三カ月まで滞在できる緊急一時宿泊施設(シェルター)を四室運営している。<br> | ||
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2018年9月25日 (火) 13:12時点における版
大津夜まわりの会
所在地 | 滋賀県大津市膳所一丁目10番4号 ひまわりサロン |
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TEL | |
FAX |
あたたかい年越し支援 大津のNPO 野宿者に物資提供
【滋賀県】経済的な困窮などで野宿を余儀なくされている人が年を越せるよう、大津市のNPOが支援を呼び掛けている。
夜間の見回りや、二十三日に開く「越冬支援のつどい」を通じて支援物資の提供を続ける。
十六日夜、大津市のNPO「大津夜まわりの会」はボランティアを含む約十五人で、真っ暗な公園や湖岸を非常食やカイロを持って巡回。
公衆トイレの周辺やバス停の待合室などで野宿者がいないか三時間かけて探した。
同会では今年四~九月、前年一年間の実績を四人上回る計十二人の野宿者を支援した。
いわゆる「派遣切り」などの失業に限らず、家庭内暴力で自宅に帰れない人など、抱えている事情はさまざまだ。
同会は市の委託を受け、生活困窮者が三カ月まで滞在できる緊急一時宿泊施設(シェルター)を四室運営している。
最近は、生活保護の受給手続きや次の住居の確保に時間がかかり、滞在が伸びる利用者が多い。
稼働率は90%を超え、野宿者を見つけても別の施設を紹介するしかない場合もあるという。
かつての深刻な不況期に比べれば野宿者は減っている。
しかし同会の今村雅夫主任相談員は「いわゆるネットカフェ難民や車の中で生活する人なども依然多い」と警鐘を鳴らす。
「近所にも困っている人がいるかもしれない。まずは関心を持ってほしい」と訴える。
つどいは二十三日午前十一時~午後一時半、大津市本丸町の膳所市民センター駐車場で。
生活困窮者の相談に乗り、生活用品を提供する。市民からの支援物資の提供も受け付ける。
(問)同会=077(521)3603
(◆平成28(2016)年12月22日 中日新聞 朝刊滋賀版)