信州大医学部子どものこころの発達医学教室
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2018年4月4日 (水) 14:00時点における版
所在地 | 長野県松本市 |
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ページ名信州大医学部子どものこころの発達医学教室、長野県松本市、(発達障害のニュース、医療のニュース)
発達障害の専門医を育成本腰 信大医学部に「教室」、地域格差解消へ
信州大医学部(松本市)は4月1日、発達障害の子供を診察できる専門医や診療医の養成に向け、「子どものこころの発達医学教室」を開設する。
子供の約1割に発達障害への対応が必要とされる一方、県内の専門医らが不足している事情がある。
専門医らが特定の地域に偏在している現状を改め、格差のない地域医療体制を構築する狙いもある。
発達障害は生まれつきの脳機能障害で、ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)、ADHD(注意欠如多動性障害)、LD(学習障害)の3種がある。適切な療育や訓練をすれば症状が改善し、社会への適応能力を身につけられるという。
15歳未満で発達障害を持つ県内の子供は推計で3万人とされる。
ただ、高度な診療ができる専門医らは約10人しかいないのが実情。
医師の地域的な偏りもあり、信州大では診察を受けるのに約10カ月待ちで、ほかの病院でも半年以上、待たされる例が多いという。
本田秀夫教授(発達障害)は28日、同大で開いた記者会見で、「早期の診断を実現するため、全県的に格差のない診療体制を築きたい」との考えを強調した。
教室の開設は県の委託事業で、運営費は約1900万円。実施期間は5年間。
期間中、発達障害に関する幅広い診療を担える診療医を30人、より高度な臨床研究や診療に対応できる専門医を5人養成する方針だ。
専門医などの認定を得るには、信大で行われる全12回の講義を受け、現場での研修カリキュラムに参加する必要がある。
認定後は県内各地の拠点となる病院に配置される。
事業では、福祉や教育、労働関係機関と協力し、発達障害の子供の支援ネットワークの構築にも取り組む方針。
医学部の学生を対象とした講義や実習のほか、他大学の教育学部と連携する構想などもある。
〔2018/3/31(土)産経新聞(三宅真太郎)〕
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