子ども食堂「peco」
1行: | 1行: | ||
{{topicpath | [[メインページ]] > [[:Category:ひきこもり周辺ニュース|ひきこもり周辺ニュース]] > [[:Category:子ども食堂|子ども食堂]] > {{PAGENAME}} }} | {{topicpath | [[メインページ]] > [[:Category:ひきこもり周辺ニュース|ひきこもり周辺ニュース]] > [[:Category:子ども食堂|子ども食堂]] > {{PAGENAME}} }} | ||
− | {{topicpath | [[メインページ]] > [[:Category:神奈川県(地域)|神奈川県]] > [[:Category:相模原市(神奈川県)|相模原市]] > {{PAGENAME}} }} | + | {{topicpath | [[メインページ]] > [[:Category:神奈川県(地域)|神奈川県]] > [[:Category:相模原市(神奈川県)|相模原市]] > [[:Category:相模原市南区(神奈川県)|相模原市南区]] > {{PAGENAME}} }} |
==子ども食堂「peco」== | ==子ども食堂「peco」== | ||
6行: | 6行: | ||
<tr> | <tr> | ||
<th>所在地</th> | <th>所在地</th> | ||
− | <td>〒252- | + | <td>〒252-0303 相模原市南区相模大野3丁目3番2号<br> |
− | + | ユニコムプラザさがみはら実習室1<br> | |
− | + | ||
− | ユニコムプラザさがみはら実習室1 | + | |
bono相模大野サウスモール3階 | bono相模大野サウスモール3階 | ||
− | |||
</td> | </td> | ||
</tr> | </tr> | ||
60行: | 57行: | ||
[[Category:神奈川県(地域)|こどもしょくどう「peco」]] | [[Category:神奈川県(地域)|こどもしょくどう「peco」]] | ||
[[Category:相模原市(神奈川県)|こどもしょくどう「peco」]] | [[Category:相模原市(神奈川県)|こどもしょくどう「peco」]] | ||
+ | [[Category:相模原市南区(神奈川県)|こどもしょくどう「peco」]] |
2017年12月6日 (水) 21:32時点における版
子ども食堂「peco」
所在地 | 〒252-0303 相模原市南区相模大野3丁目3番2号 ユニコムプラザさがみはら実習室1 |
---|---|
TEL | 042-701-4370 |
FAX | 042-701-4371 |
かながわ・キャンパる
子ども食堂「peco」 居場所なくさない 市補助半減、資金繰り課題/神奈川
相模原市周辺の大学生らが運営する子ども食堂「peco(ペコ)」が人気を集めている。
毎月2回の開催日に約30人の小学生らが集まり、食事をする。
ただ、運営費の大部分を占めている市の交付金が、2018年度から市の規定で半減される。
行政頼みから脱却して運営費を安定的に集め、息の長い活動につなげることができるかが課題となっている。
5月17日、pecoが相模原市内で開いた子ども食堂を訪れた。
開催日は原則第2、第4水曜日だが、5月は大型連休を考慮して1週間ずらしたという。
受付時間前にもかかわらず、会場はすでに子どもたちの笑い声であふれている。
三つある長テーブルに学校の宿題を広げ、わからないところを教え合う姿も見られた。
子どもたちの横では、ボランティアの大学生がてきぱきと調理を進めている。
この日のメインはタンドリーチキン。
スパイスの香りが漂い、料理が仕上がると、ボランティアの呼びかけで子どもたちが配膳や盛り付けの手伝いを始めた。
準備が整い、みんなで「いただきます」と言ってご飯をほおばる。
友達との会話も弾み、和気あいあいの雰囲気だ。
代表の北里大大学院生、千葉ゆりのさんらがpecoを発足させたのは16年2月。
名前の由来は「腹ペコ」の「ペコ」だ。
中学生の学習支援ボランティアをする中で、料理をしたことがない子どもや、一人で食事をとる子どもがいることを知った。
「子どもたちの居場所を作りたい」。
そんな思いから、大学の知人らに呼びかけてボランティアを集め、ウェブサイトなどで参加者を募った。
子ども食堂は、貧困など経済的な事情で満足に食事を取れない子どもを支援するイメージが強いが、千葉さんは「どんな子どもの居場所にもなれる場所でありたい」と話し、子どもを中心としたコミュニティー作りに重点を置いている。
参加者の保護者には、「社会性をつけさせたい」と考えて子ども食堂に足を運ぶ人もいる。
子ども2人と参加していた上江千穂さん(40)は「子どもたちが料理の手伝いをするよい機会にもなっている。普段家で見る子どもと違った一面が見られて楽しい」と話し、今後も参加したい考えだ。
課題は、18年度以降の運営費だ。市の交付金は、2年たつと半額になる仕組み。
現状は、食材費や施設使用料、備品購入など、年40万円程度かかる運営費のほとんどを交付金に頼っているため、減らされると大きな痛手だ。
会計担当の北里大2年、谷口智哉さんは「来年度からの資金繰りをどうするか、考えているところ」と説明。
新たな補助金を見つけたり、インターネット上で寄付を募るクラウドファンディングを利用したりできないか方策を探っている。
息の長い活動には、運営費を安定して確保することが不可欠だ。
千葉さんは「居場所づくりは継続することに意味がある。なんとか続けていきたい」と意欲を見せた。
□メモ 子ども食堂
貧困のため満足に食事を取れない子どもや、一人で食事をする「孤食」、栄養の偏った食事につながりかねない「個食」の対策として、子どもに無料もしくは低価格で食事を提供する活動。
地域のコミュニティーを活性化し、子どもの居場所をつくる取り組みにもつながっている。
〔◆平成29(2017)年6月22日 毎日新聞 地方版〕