釧路市就労支援コーナー
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2017年11月19日 (日) 16:08時点における版
釧路市就労支援コーナー
所在地 | 〒085-0018 北海道釧路市黒金町7丁目5 市役所本庁舎1階(生活福祉事務所内) |
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TEL | 0154-31-4543(生活福祉事務所 第1担当) |
FAX | 0154-23-4510(生活福祉事務所) |
16年度 市の生活困窮者支援コーナー 登録234人7割が就職 道内他都市を上回る
釧路職安と釧路市が生活困窮者の就職を連携して支援するため、市役所内に設けた「釧路市就労支援コーナー」の2016年度利用実績がまとまった。
希望した生活保護受給者ら234人を支援対象者として登録し、このうち74・4%の174人が就職できた。
道内他都市にある4コーナーを合わせた就職率は54・0%にとどまり、釧路の実績が際立っている。
釧路のコーナーは15年10月開設で、年度集計は今回が初めて。
生活保護などの受給で役所に来た人が職安の支援も受けられるワンストップサービスが特徴で函館、旭川、札幌(2カ所)にもある。
釧路の16年度登録者234人は目標より6・4%、就職者174人は33・8%それぞれ多かった。
釧路職安は他4コーナーの実績を明らかにしていないが、釧路を含む道内5カ所の合計では、支援対象者1295人のうち、就職したのは699人。
釧路の実績は人数で2番目、就職率ではトップだった。
相談件数は1263件に上った。
釧路の就労支援コーナーと釧路職安本所(市内富士見3)、出先のフィッシャーマンズワーフMOO内「ハローワークプラザ」の3カ所を合わせた16年度の就職率は31・6%。
このため阿部匡所長は、同コーナーの就職率が高い要因について「生活保護受給率が高く対象者が多いのに加え、市との連携がうまくいき、ニーズに応えられている」と説明している。
同コーナーは市役所本庁舎1階にあり、職安職員2人が予約制で対応する。
利用時間は祝日と年末年始を除く月曜日から金曜日の午前9時~午後5時。
〔◆平成29(2017)年5月13日 北海道新聞 朝刊地方〕
市役所に生活困窮者就労支援コーナー 開設1年 54%就職 きめ細かな対応成果
ハローワーク釧路(釧路職安)と釧路市が生活困窮者の就職を連携して支援する「釧路市就労支援コーナー」が市役所内に設けられて1年が経過した。
今年10月末までに生活保護や児童扶養手当などの受給者295人を支援し、半数を超える161人が就職に成功した。
市と職安の情報共有、経験豊富な相談員によるきめ細かな対応が実を結んでいる。
支援コーナーは昨年10月下旬、市役所1階の生活福祉事務所近くに開設。
生活保護などの受給で市役所を訪れた人が職安の支援も1カ所で受けられるワンストップサービスが特徴で、道内では函館、北見、旭川、札幌の各市も設けた。
支援コーナーはパーティションで区切られ、職安職員が男女各1人ずつ常駐。
利用者に求人情報を検索する端末の使い方をアドバイスしたり、職探しの相談に乗る。
事前予約制で1回当たり1時間程度、繰り返し相談が可能だ。
この1年間、支援コーナーを通じて毎月十数人から30人前後が新たに就労支援を受けるようになった。
最多は昨年11月の33人。今年10月末までに支援を受けた計295人のうち、54・5%の161人が就職できた。
支援対象にならなかった人を含む同コーナーの利用者は、延べ1562人に及んだ。
支援コーナーの徳武範行さんは「釧路職安全体の就職率(約1割)に比べ、コーナーの支援対象者の就職率は高い。
本人の意識改革にはじまり求人の選び方、履歴書の書き方、不採用時のフォローまできめ細かな対応を続けてきた成果が出た」と説明する。
釧路職安の鎌田英一次長は「釧路市の生活保護率は13~15年度と3年続けて改善傾向にあり、出先窓口が少なからず貢献できているのではないか」と話している。
〔◆平成28(2016)年11月10日 北海道新聞 朝刊地方〕