教育指導員 菅野藤雄
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2017年11月18日 (土) 21:50時点における版
教育指導員 菅野藤雄
昭和57年4月に船引町立石森小学校で教員生活をスタートさせ、今年3月に二本松北小学校の校長を最後に退職する。
『笑顔で、仲良く、元気に』そして『自立』を教育の中心に据えて実践してきた。
不登校とは、『学校に行きたくても行けない状態』 のことを言います。
大人の目から見ると、「病気やケガ、経済的理由もないのにどうして学校に行かないの?怠けじゃないの?」と思いがちですが、そうではありません。
不登校のお子さんは、学校に行けないことへ大きな悩みを持っています。
学校行事に参加できたり休日に外出したりできるのに、いざ学校へ行くとなると足がすくんでしまう場合などもあります。
このような場合、同年齢集団への不安(いじめによるものではなく)が不登校の原因となっているようです。
家族や、普段あまり接していない人たちと関わりを持つことは大丈夫なのですが、同級生や先生などには不安を感じているのです。
このようなお子さんに、『学校へ行け!』と強制しても登校できないことは、お分かりいただけるかと思います。
では、どうしたら学校に行けるかということになりますが、さまざまなケースがありますので一概には言えません。
しかし、不登校で悩んでいるお子さんの多くは、自分に自信が持てずにいるようです。
自信を持たせるには、その子の「良さ」を認めてあげるとともに、その「良さ」に気付かせてあげることが大切です。
「ふれあいスクール」では、一人一人の実態に応じた学習指導やさまざまな体験活動を通して、自分の「良さ」に気付かせることで自信を持たせ、学校への復帰を支援していきたいと考えています。
教育支援センターでは、さまざまな体験活動を通して自分の「良さ」に気付かせ、一歩目を踏み出すきっかけになるよう支援していきます
〔広報にほんまつ 平成29年8月号〕