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飛騨市こどものこころクリニック

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テープカットをする都竹市長(右から2人目)や藤江さん夫妻(同3、4人目)=飛騨市古川町若宮2で 写真<br>  
 
テープカットをする都竹市長(右から2人目)や藤江さん夫妻(同3、4人目)=飛騨市古川町若宮2で 写真<br>  
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2017年11月15日 (水) 21:29時点における版

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飛騨市こどものこころクリニック

所在地 岐阜県飛騨市
TEL
FAX

発達障害など支援の拠点に 飛騨に児童精神科開所
テープカットをする都竹市長(右から2人目)や藤江さん夫妻(同3、4人目)=飛騨市古川町若宮2で 写真
発達障害や心が不安定な子どもを診療する「飛騨市こどものこころクリニック」が6日、同市古川町若宮2のハートピア古川1階にオープンした。
自治体が児童精神科単独の診療所を開設するのは全国初。
飛騨地域には専門医がおらず、これまで患者は岐阜市や県外で受診していた。
所長の児童精神科医、藤江昌智さん(42)は高山市出身。
琉球大医学部を卒業後、沖縄県や浜松市の病院で勤務してきた。
トラウマ(心的外傷)治療が専門で、児童精神科医の妻小百合さん(38)と診療する。
施設は約二百平方メートルで、診察室二つと面談室などがある。
児童精神科医は全国的に不足しており、日本児童青年精神医学会の認定医は、これまで県内に五人だけだった。
隣接する富山県も二人しかおらず、飛騨市によると、飛騨地域からは少なくとも約五十人が岐阜市の病院へ通院しているという。
診療対象は中学生まで。
完全予約制。年度内は毎週月曜日のみで、既に約五十人の予約で埋まっている。
来年度からは週五日の常勤体制で診療する。
この日は開所式があり、都竹淳也市長は「障害や困難を抱える子どもたちを支援する拠点にしたい」とあいさつした。
発達障害やいじめ、虐待、性被害などに遭った多くの子どもたちを診察してきた藤江さんは「早期に治療すれば、良い結果を得られることが多い。育児はうまくいかないこともあると思う。困ったときはぜひ相談に来てほしい」と話していた。
〔2017年11月7日 中日新聞(浜崎陽介)〕

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