Interview:質問される前に答える
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不思議な体験談があればお聞かせください。② | 不思議な体験談があればお聞かせください。② | ||
〔2012年1月24日〕<br> | 〔2012年1月24日〕<br> |
2017年11月11日 (土) 22:19時点における版
質問される前に答える
不思議な体験談があればお聞かせください。②
〔2012年1月24日〕
中学2年生のときだと思います。
理科の教科担当ですが、直接に授業を受けたことのないM先生が質問をしてきました。
「きみは社会科が得意というので一つ質問をしていいかな?」という感じで話しかけてきました。
この先生は背も高くて、かっこいい感じの人でした。
ただ直接に習ったことはないのでよくは知りません。
私はふっと何かを感じて「コンビナートですか」と答えました。
ちょっと間があって、「質問する前に答えられてしまったなぁ」というようなことで終わりました。
当たっていたのです。
質問される前に答えて当たったのはこのときだけです。
というよりも質問される前に答えたこともこのときだけではないかと思います。
別に予知能力があるわけではありません。
当時の様子から考えて質問されそうなことがふっと沸いてきただけのことです。
試験問題に何が出るのかのヤマ勘が当たったようなものです。
この先生が社会科担当でないことが予想範囲を限定していたともいえます。
私たちは、その場において何が問題になりそうなものかを漠然とおおよそ見当をつけて生活しているものです。
その範囲外のことが出てくると意外性に驚きますが、普段あまり驚かないのはおおよそ予想できる範囲にあったことが生じているからではないでしょうか。
アスペルガー気質は、そういう空気が読めないといわれますが、それは正確ではないというのが、私の実感です。
よくわかるときとよくわからないときの両方に振れやすいというのが私の意見になります。
この事例はもしかしたら、空気が読めたときの表れではないでしょうか。
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