Job:建築大工
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木造建築物の建設施工者。単に大工とか大工職人といわれます。<br> | 木造建築物の建設施工者。単に大工とか大工職人といわれます。<br> | ||
木造住宅をてがける職人の頭を棟梁といいます。<br> | 木造住宅をてがける職人の頭を棟梁といいます。<br> |
2017年9月29日 (金) 06:50時点における版
建築大工
〔2003年原本〕
木造建築物の建設施工者。単に大工とか大工職人といわれます。
木造住宅をてがける職人の頭を棟梁といいます。
鋸(のこ)、鉋(かんな)、鑿(のみ)などの道具を使い、木造建築作業の技術をきそっていたものですが、機械導入がすすみ、建築材料が多様化し、
また建築物が鉄筋コンクリートで、木造の内装部だけを受け持つなど、建築大工の仕事内容は急速に変化しています。
近年、木材が再評価されてきて、木造建築物の着工が増えています。
住宅建築会社や工務店に属する人と独立自営業者がいます。
若者に魅力がある職業にする努力も続けられています。
家業(自営)を継ぎ、親方に弟子入りする形での養成があります。
建築大学の技能を高めるため大工技能士(1級~2級)の技能試験があり、また1984年には木造建築士の資格制度が設けられました。
しかし建築大工の親方とよばれる人の多くは、建築士の資格をもっています。
町並みの保存や地域の伝承をする役割の大きな人です。
収入は独立自営業者の基準で最低日当1.5万円前後。ボーナスはなく、道具は自分もち、雨天の日は仕事ができないこともあります。