Job:タイムキーパー
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2017年9月19日 (火) 05:52時点における最新版
タイムキーパー
〔2003年原本〕
テレビ番組の時間管理者です。番組のテロップではTK。
まず番組の進行表(Qシート)を作成します。
ニュース番組ならディレクターからはニュースの項目とそれぞれに要する時間のメモが渡されます。
CMの時間、使用されるVTRの長さをQシートに書き込んでいきます。
番組では副調整室に入り、ディレクターの隣りに座ります。
進行の項目ごとに「あと□秒」を全員に知らせます。
大変なのは、本番のナレーションが予定時間をオーバーするとか、飛び込みのニュースが入って予定が急に変わるときです。
Qシートを見比べながら少しずつ時間の長さを変え、ディレクターの指示でどれかの項目をはずして調節していきます。
特にCMは1秒でも放映されないと番組責任者は仕末書を書かなくてはならないくらいのものです。
その実行はタイムキーパーにかかっています。
特別の養成所はありません。
資格もありません。
テレビ番組づくりにかかわる仕事をめざすなかで、偶然にタイムキーパーになった人がほとんどです。
収入は受け持ち番組によって左右されます。
60分番組を週3本担当して月40万円という人もいます。
しかしこれは高収入のほうで、一般にはもっと低いし、番組が打ち切られるとともに仕事もなくなることがあり、不安定です。
ほとんどがフリーの契約者です。