Job:特許管理士
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2017年9月16日 (土) 23:12時点における最新版
特許管理士
〔2003年原本〕
個人や企業の発明やアイデアを調査し、改善して特許が取れるよう完成させるアドバイス役です。
ほとんどが企業内の実務者になります。
アイデアの出し方、新製品の開発方法、特許や実用新案の出願事務に精通していて、それを生かした仕事です。
仕事の内容は、次の4種類。
①工業所有権に関する知識と新製品開発の技術をもち、社員にたいして発明考案の重要性、ヒントのとらえ方、まとめ方を教示していきます。
②ちょっとしたアイデアに工夫を加え、埋もれたアイデアを別の角度から補強して、登録できる権利にまで高めます。
③情報調査――他社の発明や開発に関する調査をし、他社の権利の利用(購入)、他社への譲渡、特許の相互交換を提起します。
④特許庁への権利の出願は弁理士の仕事です。
どの特許をどの弁理士に依頼するのかを選択判断をするのも、特許管理士の仕事になることがあります。
なお特許管理士と弁理士の違いは、
①特許管理士はアイデアを特許などに育てる人、発明の種をまき、発明を増やす人で、弁理士は完成した特許を管理する人です。
②弁理士は、特許、実用新案、意匠、商標を、報酬を得て特許庁に出願できますが、
特許管理はそのことで報酬を得ることができません(特許などの申請はだれでもできますが、報酬を得ることができるのは弁理士だけです)。
就業先は、企業がほとんどで、特に企画開発部などに属します。
もう1つは弁理士事務所(特許事務所や司法書士事務所になっているところもあります)で、弁理士のアシスタント的な仕事をします。
給は手当の形などを含めて〔やや高〕。
〔問〕特許管理士会
〒169‐0073東京都新宿区百人町1-10-7
一番街ビル3F
TEL03-3364-2377
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