Job:和裁学校教員・和裁指導員
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2017年9月7日 (木) 14:41時点における版
和裁学校教員・和裁指導者
〔2003年原本〕
和裁学校や和裁教室で、和裁の技術や理論を教える仕事です。
着付け指導を行なうところも少なくありません。
和裁は種類が少ないのですが、その一方で、着る場面、時間など目的に応じた着方や選び方がしっかりしていていなくてはなりません。
着合わせ、単衣、紋付、喪服、訪問着、宮詣着のばあいなど、平時だけでなく冠婚葬祭の着分け、使い分けにも深く通じておかないと教師としては通用しません。
技術面では、反物選び、採寸、裁断、仕立て、創作着物、リフォームなどに精通しておくことです。
授業の大半は実技指導になります。
セレモニー用の和装は高額であること、生活全体の様式化とともに和服は敬遠されがちです。
日常的に和服を着られるような工夫をしている人もいます。
教員になるには、①専門学校の専門コースに進み、助手的な仕事をつづけて教員をめざす。
②和装技術士などの技能資格をとり、和装教室を開講したり、和服仕立て店を開業する一方で生徒を募集し教室を開く。③資格取得後、専修学校教員に応募する(⇒専門学校教員)。
〔給〕は、助手のばあいは〔低〕から〔並〕。
正規の教員になると〔並〕以上。