2017年9月6日 (水) 14:08時点における版
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子どもの避難場所 夏休み明けに「学校つらい」 支援15団体が開設 26日から／岐阜
夏休み明けに「学校がつらい」「行きたくない」と思う子どもたちたが増えるのに備え、岐阜市、大垣市、各務原市、大野町、養老町などの計15団体のネットワークが、子どもたちのＳＯＳに対応する窓口「子どもの避難場所」を26日から開設する。９月９日まで。
26日午前10時から岐阜市神田町６の円徳寺会館で無料キックオフイベントを開き、バイオリニストの濱島秀行さんらのチャリティーコンサートを行う。
学習支援や子ども食堂などの支援活動に取り組む団体が電話相談や受け入れに応じる。
「ぎふ学習支援ネットワーク」の中川健史さんによると、県内の子どもたちの支援団体がネットワークをつくり対応するのは初めて。
中川さんは「子どもの学習支援を行う中で、その子の家庭の貧困が判明するなど、問題は複合している。こうした問題に対応するには単独の組織だけでなく、さまざまな分野の知見を持つ団体が協力しネットワークをつくることが効果的だ。悩んでいる子どもたちに『１人じゃない』と感じてもらえることに大きな意義がある。ＳＯＳを受けとめる準備をして待っています」と話している。
問い合わせは中川さん（090・7432・9158）。
〔◆平成29（2017）年8月19日 毎日新聞 地方版〕
