ながさき子ども食堂ネットワーク
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2017年7月19日 (水) 14:39時点における版
所在地 | 長崎県 |
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ページ名ながさき子ども食堂ネットワーク、長崎県、(子ども食堂)
長崎県/諫早 子ども食堂の連携考える 運営関係者ら80人が交流会
県内で子ども食堂にかかわる個人や団体、行政関係者などが集まり、食堂の果たす役割や連携のあり方について考える交流会が25日、諫早市の長崎ウエスレヤン大であり、約80人が参加した。
社会活動家の湯浅誠氏が講演し、各地で生まれた子ども食堂は、これから育っていく「第2ステージに入りつつある」と指摘。
運営面の共通する課題として、(1)人材(2)お金、食材(3)場所(4)広報、周知、連携(5)保健・保険(食品衛生や非常時の対応)-の五つを挙げた。
五つの要素は相互に影響し合っており、食堂が地域性を持ち、幅広い世代が交流する場となる上では「(4)と(5)が大事になっていく」と述べた。
交流会では、長崎、佐世保、大村各市の食堂運営者が、学習支援や子育て支援、居場所づくりなど特色ある取り組みを紹介。
湯浅氏や食堂運営者らによるパネル討論もあった。
県が把握している子ども食堂は県内に12カ所あり、運営者らは2月「ながさき子ども食堂ネットワーク」を設立。
12月3日に市民が広く参加するイベントを計画している。
実行委員長を務める長崎大教育学部の小西祐馬准教授(児童福祉)は「食堂への関心は広がっている。少しでも興味のある人に深く考えてもらえるイベントにし、運営に関わる人が増えていってほしい」と話した。
〔◆平成29(2017)年6月26日 西日本新聞 朝刊〕