お答え:子どもの悲しみと残念さを聞く味方をつくりたいー松田武己
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2017年7月13日 (木) 15:34時点における版
子どもの悲しみと残念さを聞く味方をつくりたい
〔質問092〕暴力を振う父子家庭の高校生
高校生の父親から。父母が別居し父子の2人住まい。
学校を休み始めて精神科を受診したら社会不安が強いといわれました。
このままでは退学になります。
父に暴力を振るい、学校からは状態がよくなるまで登校しなくてよいといわれています。
どうすればいいでしょうか。
〔お答え092〕子どもの悲しみと残念さを聞く味方をつくりたい
子どもの味方はだれでしょうか?
暴力は肯定できないけれども「悪いのは自分じゃない」という気持ちがあります。
この暴力は怒りの表現ではなく、悲しみと残念さのほかに持っていきようのない表現です。
子どもの味方になり子どもの思いを聞いていく人が必要です。
2人家族では難しいので外部から子どもの支援になる人には入ってほしいです。
学校に行くのはその後の課題です。
〔2009年12月〕
回答者と所属団体
松田武己・不登校情報センター相談室