お答え:病気を解決するのではなく集団のなかで成長をー赤沼侃史
(版間での差分)
(→病気を解決するのでなく集団のなかで成長を) |
|||
1行: | 1行: | ||
− | {{topicpath | [[メインページ]] >> [[:Category:不登校・引きこもり質問コーナー|不登校・引きこもり質問コーナー]] > [[:Category:発達障害の質問|発達障害の質問]] > {{PAGENAME}} }} | + | {{topicpath | [[メインページ]] >> [[:Category:不登校・引きこもり質問コーナー|不登校・引きこもり質問コーナー]] > [[:Category:発達障害の質問|発達障害の質問]]|[[圧迫感・コンプレクスの質問]] > {{PAGENAME}} }} |
===病気を解決するのでなく集団のなかで成長を=== | ===病気を解決するのでなく集団のなかで成長を=== |
2017年7月12日 (水) 11:05時点における版
病気を解決するのでなく集団のなかで成長を
〔質問023〕発達障害は特別支援学校か普通学級か
中学3年の男子。医師から広汎性発達障害と診断されています。
特別支援学校がいいのか、普通学級がいいのか迷っています。
指導内容がわかれば普通の高校に勧めてみたいのですがどうでしょうか。
〔お答え023〕病気を解決するのでなく集団のなかで成長を
広汎性発達障害と診断されても、それは男の子の性格にラベルをつけただけで、病気ではありません。
病気として薬を使うと解決がなくなります。
男の子は性格が集団に適さないという意味ですから、男の子に合わせてくれる集団の中で成長をさせてあげるとそれだけダメージが少ないです。
普通学級での生活が難しいなら、支援学級で成長すべきでしょう。
支援学級でも生活が難しいなら、家庭で成長すべきでしょう。
大切なことは男の子の広汎性発達障害と診断された症状は、男の子の潜在意識にあるトラウマが出していることを親が認識することです。
トラウマが反応をしない環境で成長をすると、広汎性発達障害の症状が出なくなるので、普通の男の子として成長が可能だと言うことです。
広汎性発達障害の症状が出ている限り、男の子のトラウマが反応するものがあり、男の子の心の成長が難しい事実を考えていく必要があります。
回答者と所属団体
赤沼侃史・子どもの心研究所(登校拒否研究室)
冊子の注文のしかた